| 2003年09月15日(月) |
ゲームにおける他者。 |
自己の地平の外部。 自己とは別の主体。他己。 自分ではない誰か。 それが他者だとする。
ならば、究極的に自己によって他者は決められない。 自分の中にある言葉で他者は決定できない。 他者とは、自分が持っている宇宙、自分を構成する全ての外部にあるのだから。
ならば、ゲームの世界に他者はいない。 全てはプレイヤーの操作に委ねられているからだ。 ゲームにおける人物は全て、プレイヤーと言う自己の操作に委ねられている。 自己によって決定可能な他人。 それは原理的に自己と同一であるはずだ。
だから、僕はゲームに確立を持ち込む。 どこまでいっても究極的には決定できない他者。 傾向性のみが見出される世界。
このゲームの世界は決定不可能になるはずだ。 今の僕の力ではストーリーを破壊するのが精一杯だった。 しかし、確実にストーリーは決定不可能になった。 プレイヤーはもちろん、作り手の側にも。 このゲームは他者なのだ。 従来のゲームとは根本的に異なる他者なのだ。
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