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デザインの披露宴 前編

2006年02月11日(土)


多摩2部の卒展『デザインの披露宴』へ。
黒田潔さんとセキユリオさんと佐藤直樹さんの講演会を聴く。
佐藤さんが言っていた、一つの仕事が完成するまでの自分の役割が
ハッキリしすぎていて自分を通過した仕事を
最後まで見届けられなかったりするもどかしさの話、よかったなあ、、。
あと仕事面でのストレスは全然ない
(もっと寝たいなーとかそういうのはあるけど)って
話にはひどく共感した。
質問コーナーでは話が広がりすぎて
まとめようとした時にアレなんだっけ?てなってたけど。

ムーグさんのDJが始まるので、、の一言で講演は幕を閉じたよ。

で、ムーグさんのDJを見に行く。
よかった、、。よかったよーーーー。ニルヴァーナかよーー。

きみのお土産は何かな きみのお土産はまだかな
わからないことはわからなくはない ーーーー
っていう歌詞の歌はなんていう曲は何かな。
ラストに歌ってたやつ。

DJ終わってからはすこしだけ展示を見る。もっと見たかったな。
で、更にその後は講演会のお三方+井口さん+ムーグさんのトークショー
「デザインを考えない」がトークのテーマ。
ムーグさんがね、
「ネガティブな人で良いもの作ってる人みたことない」って
話をしていて、すっごいウウゥーーーンてなった。
このあたりのことはずっと考えている事。どうなの?そうなの?
「中原昌也みたいにバイオレンスな文を書く人でも
普段はピースフルだよ」と。

それっていうのはバイオレンスな態度であるとかネガティブな部分とか
そういうものを人に見せるべきではないと
わきまえているだけだと思うんだけどなあ。
それと、ネガな部分を落とし込むことでポジになれる人の作品は
ポジな作品と言えるのかネガな作品なのか。そこかな。
作品を作るのやめたらその人は
凄くネガティブ全開な人になってしまうかもしれないよね、、。
そういうことでバランスを取る事自体ネガティブなのかしら。。

1年くらい前の日記にも書いたけど
ひととようと田名網敬一の対談で
ひ「幸せになったらいい作品作れないような気がしちゃうんですよ」
た「そんなこと考えないで幸せになっちゃえばいいのに」
っていう一連の会話はやっぱり理解できる。

もちろん全てがそういう人ばかりではないのは承知の上ね。

それと、クライアントに「これ、、イメージと違うんですけどぉ」的な
事を言われたらどうする?みたいな話があって
アーティストであれば出来るだけ直さないで
デザイナーであれば直すべきなんじゃないかと自分は思った。

デザインを考えないなんて無理なんだ
という事がこのトークショーで一番感じた事だった。


校内をふらふら。
学食前にあったPOP、「カツカレーは豚肉に変わります」の真意はいかに。
1.カツレツの肉は今まで豚肉以外の動物の肉を使用しており、
それが豚肉のカツレツに変更、つまり豚カツカレーになる
2.カツ が 豚肉 に変わってヘルシー度アップなポークカレーになる
3.カツカレー が 豚肉 に変更。つまり肉単品が盛られた皿になる
4.カツカレーを見ているとある瞬間をもってポンっと豚肉に変化する

ちなみに4は佐藤さんの発想です。
そんなことを話しながら夜は更けて行き
ご飯を食べに学校を後にするのであった。

後半へ続くっ



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