And now for something completely different.

データ移行中 昔の画像見れません、、、

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本家

2005年02月05日(土)


南阿佐ヶ谷から新高円寺までの道のりを歩いている途中
古本・益子焼「あきら書房」と書かれた看板を発見。
その看板の矢印が示す方向へ足を運んでみると
そこには古い一軒家を改造、、というかそのまま利用した店が。
庭に置いてある本からパラパラと見ようとするも
雨の日もオモテに置きっぱなしなのではないかと思われるくらい
本はウネウネでカチカチ。ページが開かなくなってるものも。
状態のそれなりにいいものも勿論あり、
アドプロ年鑑や伊東深水の画集、、美術書はいずれも300円と破格。
中に入るとところ狭しと並べられた本と益子焼。
誰もいない店内(というか家)をしばらく見ていると
「益子焼きで入れたお茶をどうぞ」と
奥のこたつがある部屋からおじいちゃんが。
立春とは暦の上ばかりで外はまだまだ寒い。
冷えた手を湯のみで暖めつつ
緑茶に抹茶がブレンドされたような
少し甘味の有るお茶を啜る。
もうこの時点でこの本屋改め本家が
お気に入りになったのは言う間でも無い。

店内は狭いものの見ごたえたっぷりで
ジャンルも多少の片寄りはあるものの幅広い。
テープやレコード、漫画(ホワッツマイケルとか)、
"珍しい"キーホルダーもある。
竹久夢二なんてどの店でもたいていは1,000円超だけど
この店ではせいぜい高くても300〜500円。
文庫や新書に至っては著者/内容に関わらず
定価によって値段が決まっており
定価400円以下は50円といった案配で
定価800円以上のものでも一律200円と
かなりうれしい価格設定。
結局自分は武者小路実篤・著/手塚治虫・カット絵の
「一休さん」という見た事もない本を50円で購入。

「御馳走様でした」と声をかけると
おじいちゃんと一緒におばあちゃんがこたつにイタ。

ちなみに営業時間はAM11〜PM6。
連れが「毎日営業してるんですか」と聞くと
「そうですよ。」と。へええ凄い。

 



参考:デイリーポータルで発見

"散歩のとちゅうで偶然に見つけた店であるのが一番ぴったりくると思うのだ。"


って正にその通り!!!


夜は実家へ。エンタ見てたらマジャなる人物が出ていて
ど〜〜っかで見た事の有る顔なんだよなあ、、と思ってたら
TSOUSIEさんのEssayだった。割と見ているサイトとはいえ
よっぽどのインパクトだったのだなあ。



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