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chairは好きですか

2004年11月05日(金)


I LOVE CHAIRS展を見に新宿のパークタワーへ。
イススキデザイナーや著名人が
自分の好きなイスを一つだけ実物展示するという試み。

300脚あるうちでもベストだったのが
サンダーバードの機内席。
ズラーとイスが並んでる中、置いてあるのは
サンダーバードの模型。もちろんミニチュア!
頭の中で理想化されているデザインって何ものにもかなわない。
それをどれだけプロダクトとして
実現するかってところが見せ所なわけだけども
物理的に不可能な部分もあるわけで。
まあ、それを追うのがまたいいわけだけど。
たとえばどらえもんの「百年後のお菓子」って
いつになっても食べれないんだけど
なんかとてつもなく美味しいものとして頭の中にある。
トトロの猫バスもそう。モワモワで柔らかくてあったかくて
ドアがニョーンって伸びて、、。
こういう、理屈じゃなく感覚で感じる魅力は
歳を重ね色々な事を体験すればするほど
欲張りになって理想化されて行くんだ。


あとおもしろかったのは、、

(多分)中西元男さんが紹介してた
オランダのアルミ缶リサイクル椅子。
一見アルミ缶ってわからないのがいい。
オランダってビールの消費が世界一らしく
自分達が生産したゴミは自分達で処理という考えのもと
作られたイスらしい。

図工室の椅子/理科室の椅子
心地良いデザインってこういうのだろうな。
美術室の椅子懐かしくて欲しい気もしたけど
自分の母校の椅子じゃなきゃ嫌だなあなんとなく、、。
そう感じた時にI LOVE CHAIRS展のサブタイトル
〜わたしたちはどうして椅子にひかれるのでしょう〜
の答えの一部が少しだけ見えた気がしないでもない。

あとは、、45rpmの取締役の人が紹介してた
おばあちゃんの手作り繩イスにキュン。
あとはー、、見ておもしろ
座っておもしろ な椅子もたくさんあった。

超有名な誰々デザインのイスというのも数多くあったけども
この展示はそういうのよりも
「個人的に思い入れがあるイス」の方が楽しめた。
猫が爪とぎまくりでクッションが
ぼろぼろになっちゃってる上に
手すりは手あかで黒くなっちゃってるんだけど捨てられない!
そんなコメントにLOVE CHAIR!!を感じた。





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