And now for something completely different.

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ザリガニ釣れず

2003年08月13日(水)

家内がチャリで石神井まで来た。
石神井にくるのは2度目だけどチャリでここまで来るのは初めて。
また、綿飴を作る。プロですから。
池の回りをぐるりと歩きながら母校の小学校へ行く。
校庭には学童のこども達しかおらず、割と不審人物。


その細い腰に巻き付きたくなる衝動、は。

夏なのに薄く空に広がる鱗雲は
空気を柔らかくしていた。
校庭で見る空とその辺りの道路で見る空とは
こうも違うものか。切ない。

もののけ姫に出てきそうな緑の中を抜けて
三宝寺まで出る。
50円でイカ+タコ糸=ザリガニ釣りセットを買って
チャレンジ。小学生ぶりか。
餌を突かれたりはするものの、釣れず。難しいー。

帰りに、池に架かっている高さのある橋を渡ろうとしたら
そこで長いタコ糸に餌を付けてカメを釣ってる人々がいた。
カメは何十匹もいて餌には食い付くものの
その重みで釣り上げることは困難なようだった。
その様子を見つめる二人、
今度は絶対カメ釣りだな！と決心する。

そんなこんなで７時。御飯の時間に帰宅。
母親と野方の上州屋まで鰻を食べに行く。
小さい頃よく行ったお店で
母に至っては前の店主の代から通っている店。
ボロくて小さいお店なんだけど
そんなのと味は関係ないねホント。
枝豆は一人前ずつ茹でたてのホクホクを出すし
鰻は目の前でシャーーーっと裁く。
裁いているカウンターの前に日本酒の御猪口を置くと
店主はそこに無言で鰻の心臓をポトリと落とす。
この店に来たのたぶん５年以上も前だけど
変わらない事の嬉しさをしみじみと味わせて頂きました。
ごちそうさま。