|
|
■■■
■■
■ 金木犀 - そのカオリ、懐古につき
ある晴れた日の 秋空の 階段を駆け上がったら キンモクセイ
鼻の奥を擽った 脳の奥を探った 華やかじゃないけど この甘い匂い
学校の古い 校舎の陰に ひっそりと 咲かせてた
重い想い 記憶の中に こっそりと すみついた
運動会のキンモクセイ そして僕たちは 秋を知る
街の名もない通りの キンモクセイ そして僕たちは 秋を知るだろう
どこからか香って どこかに流れ出す それは風にのり
誰かの心を動かすだろう 誰かに秋を届けるだろう
2003年10月17日(金)
|
|
|