2009年05月11日(月) |
月光のカンタータ観劇日記9(これで最後) |
言いたい事も言い尽きてきました(笑) これで最後ですわ。
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フィナーレ
どこからがフィナーレなのか微妙なところですが。
げっこぉのカンタ〜タ〜…で幕が下りると、バイオリニストの方が舞台に。 これは、前回の情熱のパソドブレと同じ。 このバイオリンの演奏はけっこう好きです。 特にこの甲斐史子さんという方のバイオリンは、力強くて柔らかくて この「新耽美」とやらには、とても合ってると思う。
と、バイオリン演奏を楽しむ気だったところへ、 下手側に何か不穏な空気の揺れが…
だ… … 誰か踊ってる…(@_@;)
そぉっと、音も無く誰かが忍び寄るように踊ってる… ひえぇぇ〜〜〜〜〜〜〜!
ウネリウネリと謎のダンスを全身で踊る謎の女性。 な…何が起きたの…?
一瞬にしてよぎるデジャヴ… 実は、前回の情熱のパソドブレ大阪公演にて… 客席でとんでもなく踊りだしちゃった客が居た…(@_@;) …というトラウマが新耽美経験者(笑)にはございますのよ! (これは、まったくもって製作側には無関係なトラウマなれど) ま、またなのっ!?…と、思ったのもつかの間。 どうやら今回はスポットが当たっている… という事は、この人は踊るべくして踊ってるんだね?? …という安心もつかの間。
ひたすら下手から上手へ、上手から下手へ、 そして舞台へウネリウネリ… この女性のダンスが素晴らしい事はわかる。 素晴らしい筋肉美。素晴らしい手の動き。 素晴らしい…
いえ、素晴らしい事はわかるんですが!!! さっきまで中世(ごろ)の大げさな衣装のフランスに居た私達には… 付いていけない。 付いていけないし…
あのコンテンポラリーって、苦手な人は苦手よ?(^-^;←苦手な人(笑) 素晴らしい事は認めるけど、苦手なものは苦手。
できれば、別々に出していただきたいものです。 コンテンポラリーダンスと中世フランスは。 ちなみに踊っていたのは、振り付けをした先生でした。 (振り付けだけじゃ飽き足らなかったのか…)
バイオリンの演奏(と、謎のダンス)が終わると、幕が開いて…
うひゃ〜っ!! バッサリとショートにした、 そしてド金髪のユウカちゃんがセンターに! (あのショートは、フィナーレのためだったのね〜)
…げ、現役もびっくりだよ(^-^;
♪琥珀色の肌 真紅の爪 艶やかな黒髪
とかって歌っちゃってますが (余談ですが、やはり肌を褒めるのは「琥珀色の肌」なのですね…(笑)) 相変わらずの目力! 紫のベルベットと、金色のレースの変わり燕尾が似合いすぎ! ろくに踊ってないんだけど(笑) ↑踊った事のない歌手の二人が踊ってるというのに(^-^;
それでも、その動きの一つ一つが色っぽいんだわぁ… ドレス姿のはっぱさん(微妙に体の色が顔と違ったり、スカート捌きが勢い良すぎたりするのはご愛嬌?) とのデュエット。 女役さんが居ると、これが見れていいよね〜っっ (例え、劇中、これっぽちも向いてもらえなくても(笑)) さすがに、OGの二人は顔が小さくてスタイル良くって、見目麗しい。
そして、後ろに控える力強い立さんのダンス。 う〜ん…やっぱりかっこえぇ… 視界の端っこに映る石黒さんのターンがすでにアゴ上がっちゃってるし! …なんていうのは、これまたご愛嬌?(^^;; NATSUMIちゃんは、居る居る、こーゆー出来上がってない下級生(笑) …みたいな感じで微笑ましい。
ところで、フィナーレはタンゴっていうか、 タンゴって歌ってるけど タンゴな曲調じゃないよねっていうか、不思議な曲でした。 OSKの曲なんだそうです。 ただ、大変不健全な感じで(笑)とてもヨロシ♪ 中世フランスで始まり、コンテンポラリーダンスが挟まって、最後はタンゴ? っていう、一貫性の無さは微妙なところですが。
でもね〜…やっぱりカッコいいんだよぅ…。 指先の動き一つが、目線の落とし方一つが…。
あざとい(笑)
2時間15分の行き着く先がここなら…ま、いっか。。。。 なんて、脳みそさえ溶けた思考回路に陥りそう…
S様の名言 「久々に、こっち向けっ!ヨシ、こっち向いた♪…っていうドキドキ感を味わったわ…」 …未だ、心の港の見つからぬS様(笑) それに対し 「わかるわっ!!」…とメいっぱい答えてしまった某会所属中の私。。。。 …アレ?(^^;;
それにしても2時間15分! カーテンコールは一回のみ。 客席も(おそらく出演者も)脱兎のごとくその場を後にしたのでした。。。。。 千秋楽さえも、カーテンコールが一回だったのにはびっくりしたわ。
立さんのご挨拶は、やっぱりなんかこう… 何か一つ終わった、という節目になりますね。 つつがなく終わりました、という気にさせてくれる。 (本当につつがなかったかは別として)
NATSUMIちゃんが口を開いて、関西弁だったのにはちょっとびっくり。 …そりゃそっか…(・・;) そりゃそうなんだけど…ジョゼが一気に遠くなっていく(笑) 「なんで自分がここに居るのかわからない (こんな素晴らしい方々とご一緒させて頂いて)」 みたいな話で、とても可愛かったです。
フランシス役石黒さんの名言 「燕尾服が踊るものではなく、歌うものだと思ってた…」
… … …そっか!!!
私も今知ったよ。 燕尾服は歌う衣装でもあるんだね…? ↑おそらく、ヅカファンのほとんどが目から鱗(笑)
はっぱさんはシモーヌという役が好きで好きでたまらないって… …えーっと。。。。 はっぱ家は絶対安泰なんだろうな… 例え旦那さんが…以下自粛。
ゆうかちゃんのご挨拶は 「普段は我侭は言わないほうなんですが、 舞台の中でわがまま言いたい放題させて頂いて、 とても気持ちよかったです」
…ってな感じだったかしら。 そ〜か〜…我がまま言わないんだぁ…。 偉いなぁ…なんて明後日な感心をしてしまう私(笑)
果たして新耽美第三弾はあるのでしょうか? そして月光のカンタータ東上は?? いろんな不安を考えつつ…おしまい。
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