シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2008年10月25日(土)  アートな週末

さてさて、ミレイ展に続き、本日はシャガールを見に行ってきました。
青山にある、ユニマット美術館です。
…青年館から程近い…(笑)
いやいや、青年館は明日行きますから(^-^;

たまたまですが。
本日は、「ブルー・コンサート」という絵の前でコンサートという
シャガールの絵と、音楽のコラボ、みたいなのをやってました。
ヴァイオリンのミニコンサートがあったんですね。
サロンコンサート程度の規模で、なかなか素敵な催しでしたが…
ヴァイオリニストは、若い音大生の子だったので、
「愛をテーマに弾きます」って言われても、
なんとなく、可愛らしい音楽だったんですよね。
絵の中からヴァイオリンの音がコロコロ転がり出てくるみたいな印象でした。

ブルー・コンサートというのは、
シャガールが愛妻を失ってからようやく描けた作品という事で
色はきついのに、なんとも優しげな絵でした。
赤に青に緑に、背景も暗い色なのに、
でも、女性像の表情の柔らかさ、美しさがとっても印象的。
全体的に暗い色の中、絵に一筋、光のように白く流れ出るのは、
楽器の音色を表した天使なのかしら?
それとも花嫁衣裳のようにも見えるし、これもベラとの思い出なのかな?とか
でもとにかく、奥さんの事、愛してたんだろうなぁ…と思いました。

シャガールの他、モディリアニ、マリー・ローランサン等の絵も見ることが出来ます。
常設ではないようですが、バルビゾン派、印象派の風景画も展示してありました。
この辺の、霞がかった淡い絵も好き。
マリー・ローランサンのチューリップを持つ女性の絵がとても素敵でした。
離婚した後、憂いの消えた女性らしい華やかな絵を描くようになった、
という解説を見て、思わず、なんだか納得してしまいました。
結婚は憂いだったんだねぇ…(^-^;

上から下まで、思ったよりもたっぷり見ることが出来ました。
青年館からそんなに遠くありませんので、
是非、観劇の帰りにいかがでしょうか?←って回し者かい!

近くのカフェでお茶をして、
表参道で、夕飯を食べて帰って来ました(*^_^*)
心もお腹もいっぱい♪
明日は、銀ちゃんに行くぞーっ!←またあの辺に行くんかい!


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