シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2008年10月10日(金)  根強い民間療法

本日、もうすぐ閉店という時間に
60代くらいの女性が、急いだ様子で店に飛び込んできました。

「アロエちょうだい」

…?(・・;)
あ…
あろえっ?

あ〜…アロエ…あったっけ??
はるか彼方に、仕入れの記憶はあるのだが…
売れたっけ?
いや、売れてない?
じゃ、どこかにあるの?

もうロスってたりしない?

一瞬にして考えてる間に、
おばちゃんが助け舟
「あそこ、あそこにあるわよ」
情けないながら、アロエをすでに見つけたおばちゃんの後に付いていく(^-^;
連れて行かれたのは、店の端っこも端っこ
っていうか、すでに店頭じゃないし(笑)
ポスト(うちの)の前。
…あ…居た(◎◎;)

値段付いてんのかなあ〜?
付いてなかったら、そうとう仕入れ表遡らないと出てこないけど…
ドキドキ…あ、付いてた!
よかったよかった♪

すでに、商品なのかアヤシイ状態のアロエを引っ張り出す。
お…重いっ!(>_<)
↑誰も手入れをしないので、伸び放題のうえ、雨が降った直後で
 水をたっぷり吸ってしまっている

こ…こちらで…
よ、ヨロシイですか…
←息絶え絶え

っていうかさ。
こんな重たい物、持って帰れるの?
かなり急いでるみたいだし、こんなもん売り切れると思えないし
なにも、焦って今買わなくてもいいんじゃない?
…と思ったら…

「ヤケドしちゃってね〜!」

…あ…
あぁ…(◎◎;)
ヤケド…!

ヤケド…には…
ヤケドには、当然アロエよね?

そっか…
そうだよね…
よかったね…飛び込んだ花屋にアロエがあって。
…ちょっと大きいけど。←1メートルぐらい

とにかくおばちゃんは急いでる。
ヤケドが痛いのか、痛いヤケドの誰かを残してきているのか。
とりあえず会計して頂戴と言われたので、
先ほど、確保した値札を見る。

アロエ…
…6300円なり

…高っ!(◎◎;)

でも、おばちゃんは、気にする様子も躊躇する様子もなし。
「ヤケドしちゃったもんでねぇ…」と呟きながら会計を済ませる。

そして、晴れて個人の所有物となった
アロエの葉っぱの先っちょを10センチくらい切り取って、
お食事中だったレストランに帰っていきました。
残り、1メートル強のアロエは後で取りに来るってさ。

…アロエ…
そうよね…ヤケドにはアロエ…だよね…
例え、6300円だろうと…


…(・・;)
…薬局もまだやってるけどね…


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