シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2008年08月18日(月)  桃狩り

春に、桃の花を堪能いたしました。
花を愛でたのですから…
その後も追及しておかないと…←そお?
というわけで、桃狩り♪♪

まずは、ネットで検索(笑)←頭でっかち
「桃狩り」で、検索をかけると、一番上になにやら素敵なお名前の桃園が。

「理想園」

ほほぅ〜…春の「桃源郷」に匹敵する素敵なお名前じゃなくて?
よし、ここにいたしましょ。
と、安易に一番上の桃園に決める。
平日とは言え、まだまだ世間は夏休み。
ここは一つ、予約を入れたほうが安全でしょう。
予約を入れると、特典もあるみたいだし?
準備は万端です。さぁこい、桃!
…いえ、こちらから行かせて頂きます、桃様(笑)
↑おいしい物には弱い

気になるのはお天気。
でもね、私、けっこう晴れ女なの。
前日まで明日は雨かもね〜…って天気予報が言ってても、
なかなかしぶとく、雨を降らせなかったりするのよん。
今回も、雨?雨のち曇り?曇り?と、イマイチな予報を繰り返したあげく、
行ったらいいお天気でした♪
うん、上々の滑り出しでございます♪

中央高速をかっ飛ば…さず←諸事情によりS様、安全運転(笑)
お昼過ぎには、勝沼のインターを降り、桃街道に入りました。
さぁ、ワタクシ達の理想の園はどこ?
サクサク進むと、インターからすぐのところにありました。
あったあった♪
桃があった〜♪

ところで。
桃狩りなわけです。
普段のアタクシ達のスタイルでは、とうてい桃様に失礼なわけです。
ワンピース?一昨日きやがれでしょ?
パンプス?一昨年きやがれでしょ?
というわけで、桃様に対してやる気満々、
私ったらチュニックにスパッツという完璧なアウトドア仕様ですのよ!
そして、こんな時に必要なのは…
スニーカーブルースなのでございます。←歳がばれるでございます。
というわけで、車から降りて、スニーカーに履き替える。

もうなんて完璧な準備万端!
何か落とし穴がありそうなほど完璧ざますわ!

…なんて。
あったわけよ。
落とし穴。

ニコニコと、予約した○○です〜と、表に居たオバチャンに言うと

え〜っと…○○さんだって
…?○○さん?
え?
…???

?????(・・;)???????

皆揃って、キョトーーーン

・・・・・・・おい

え〜…ちょっと待ってくださいね。
予約?いつ?いつ入れた?メール?メールだって

まるで、え〜アタシが相手するの?みたいな
貧乏くじを引いちゃったみたいな顔したオバチャンと、
あたし関係ないし、みたいな顔で、
何事も無いように作業を進めるねーちゃんと、
だから、PCったら私に言わないでよねっ!!みたいな
うんざり顔の若いおねーちゃんと、
…何故かウロウロしている、
占い師みたいな格好のおばちゃん…←何コレ?

まぁ…なんて丁寧な扱いなのかしら?
そして、どうやらメールがどうだとかの確認は出来ない様子。

心ここに少ししかあらずのオバチャンが、取り繕うように言う。

「あぁ、でも大丈夫?あ、出来る?
 あら、出来るって。良かったわね〜」

良かったわ〜…なんて言うか!
こちとら、予約して来てるのに、「良かったわね」とは何事か!
おまけに、ここで大問題発生

「葡萄狩りね?」

葡萄狩りだぁ〜〜??(-_-;)
いいえ、桃狩りです。


「桃?もも…あぁ…桃ねぇ
 桃ねぇ、昨日で終わっちゃったの。
 今はぶどう狩り」

…ナヌ?(◎◎;)

なんですと?
予約したのに?
お返事貰ったのに?
「今回ご案内する畑は大変甘く出来上がっております。
 楽しみにいらしてください」

…なんていうお返事まで貰ったのに??
桃が終わりですって〜っ???

ブチッ
だいたいさ、まず、予約は確認出来たの?出来ないの?

「あ〜…入ってないみたいでねぇ…
 桃は昨日で終わってしまったので、
 昨日メールが入った人には、返信したんですけど…」

…ブチブチッ(-_-;)
人の話聞いてる?
予約したのは14日。昨日じゃないの。
大丈夫です、の返事も貰ってるの。
それなのに、桃狩り出来ないってどういう事っ?!
アタシ達の名前の載ってないメールリストを見せてどうしろっていうわけ?
どうして欲しいわけ?

来年からはそのシステムをね、ちゃんとしようって思ってるんですけど…」

…来年の話なんざ、どーーーーーーだっていいわっ!!
今の話をしなさいよ、今の!!
この、私達の桃狩り気分をどうしてくれるのっ?!

「桃はね〜、もう無いの。
 ぶどう狩り、今は葡萄なの、ぶどう狩り」


お前は、アントワネットか〜っ!!

なにその、
パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない的な
桃が無ければ、葡萄を狩ったらいいじゃない発言!
(今のところ)葡萄に用は無いのよ!
桃狩りに来たの!桃を食いたいのよっ!!!

そこへ、占い師風おばちゃんが火に油
「来年は、7月に来てよ」

…二度と来るか!

結局、御詫びの品とやらの桃を2個持たされ、お向かいの桃園を紹介されました。
「理想園」ってさ、
「理想を追っ掛けてます。
 現実には即しませんのでご了承ください」

っていう意味なのかしらね?

そんなわけで、お向かいのグレープ園さんとやらに連れて行かれる。
それもナンだか納得行かないけど。
だって、桃が何個狩れるのかとか、それでお値段はおいくらなのかとか
いちお、こっちだって調べてきたわけよ?
お向かいさんが、桃を何個狩れておいくらなのか知らないけど…
でも、アタシ達としては4個は持って帰るつもりだったわけ!!

…というちょっとせこい事も思ったりする。

さて、ちょっとブーたれてる私達が連れて行かれたそこには、
人のよさそうなおとーさんが。
何?どうしちゃったの?桃狩りできなかったの?
そーかそーか、うちは大丈夫だよ〜と、温かく迎えてくれる。
…のはさて置き。

「とりあえず、試食して」

…?(◎◎;)
え?ししょく?

「ま、とりあえず、座って。食べて」

…食べるの?(・・;)
狩るのは?

「まず、試食試食」

…シ、システムがよくわからん(笑)
未だ、ビタ一文払っていないが、勧められるままに、テーブルに着く。
とても見晴らしのいいグレープ園です。
目前に広がる山々と、眼下に広がる桃葡萄畑。←高台にある。
お天気もいいし、いいかんじ〜♪(最初の躓きさえなければ!)
すると、はいどうぞ〜と、何か運ばれてきた…。
お皿に載ってるのは桃と葡萄…。
あらぁ…おいしそう♪♪

そして、ここから怒涛の桃祭が始まる…
(事には、まだ気付いていない…)

まずは桃祭プロローグ
桃剥き剥き♪
理想園は腹立つが、桃に罪はない。
桃食べる。おいしぃ〜(^・^)
けちょんけちょんに理想園をこき下ろしながら、桃を食べる(笑)
葡萄も食べる。
葡萄もデラウェアが一房と、巨峰他4種類くらいがちょっとずつ載ってました。
もくもく♪おいしい♪おとーさんとこ、良いとこだ♪

ふ〜、食った食ったぁ…って。
今日の目的は、全然果たされておりません。
桃、狩りに行けよ(笑)ってなわけで、
桃祭ファーストステージ
あのぉ…食べ終わったよ〜と告げると、そこに居た車に乗せられました。
どうやら、畑は別のところにあるようです。

車で2、3分、広大な葡萄畑と、ちょっぴりの桃の木の畑に連れて行かれる。
↑やはり「グレープ園」だからね
いよいよ念願の桃狩り〜!

おとーさんに、3個採って来なと言われ←ここは特大桃3個狩りらしい
大きいの選ぶんだよ、と言われても…
袋被ってるから、意外にわからない!どれが大きいの?
っていうか、どこからが「大きい」なのか基準がわからないぃ〜!
見りゃわかるだろ、と高をくくっていたのに、あらけっこう難しい。

大きな桃を探すのを、おとーさんも手伝ってくれる。
しかし、私、自力で大きな桃を探しました!
これを採るのだーっっ!!
両手で持って、右か左に回すんだよと言われて、グリンと回すと
採れたぁ!(^^)!…との喜びもつかの間
……うっ!!む、虫が食ってたぁ(T_T)
せっかく採ったのにぃ…シクシクシク

「あ、じゃぁそれサービス。もう一個とって」

・・・・・・へ?(・・;)
あ、あら…そ、そうなの?
虫食ったところ取っちゃえば、全然食べられるけど…

結局その後も、おとーさんに手伝ってもらって大きな桃をゲット♪♪
S様も虫食いを一個貰い、
カゴに4個詰めてホクホク戻ってきました♪
わぁい♪桃だぁ〜〜〜♪うふふ♪おいしそぉ♪おうち帰って食べるの♪

園に戻ると、おとーさんが
「これは、おじさんからサービスだから」
と、桃をもう一個乗せてくれました。
え?そうなの〜?(^・^)うわぁい♪ありがと♪
桃が5個に増えました。

そこへ桃祭セカンドステージ。
おとーさんのお誘い。
「桃食べ放題やってかない?」

桃、食べ放題?
ご飯の代わりに桃食べてけばって(笑)
ランチ桃??(^-^;
ま、まぁ…ランチのあてがあるわけじゃないし…せっかくここまで来たんだからいっか。
1,000円だけど、800円でいいよ〜と言われ、ではいざ桃食べ放題!

…って言ったってね。
時間制限があろうがなかろうが、桃ってそんなに食べれるもんじゃないわよ。
おまけに、私達、よく考えてみたら、
すでに一人頭、桃半分と葡萄を食べているわけよ。
それなのに。
テーブルの上には、さぁ食えと桃がずらり。

6個

…(^-^;
い、いっただきまぁ〜す…

そこへおとーさん登場。
こっちの方が美味しいかもしれんよ〜、どんどん食べてな〜って、桃追加。

4個

・・・・・・・・・・・・・・・じゅっこ…(・・;)
桃祭、中詰め総踊りでしょうか…

ちょ、ちょっと無理かも。
1個ずつ食べる。
2個目を食べる。
…お腹、いっぱい…(^-^;
結局、3個目を2人で半分こして、2人で5個の桃を平らげました
↑けっこう頑張ったと思うよ

でも、おいしかったよー♪♪
おとーさん作の桃をたっぷり食べ、特大の桃をカゴに5個ずつ・・・・・・
…ちょっと待ってください。
私達、すでに桃を2個ずつ持ってなかった?←理想園の御詫びの品
(これじゃ潰れちゃうなぁと、おとーさんがアミアミを掛けてくれた(笑))

訂正。
桃を7個ずつ、2人で14個!?持って←…なんか予定より多いな
勝沼を後に…

「あ、ちょっと待って」

??
グレープ園のおばちゃんに呼び止められる。

「これ、持って行って〜」
…もしや^^;もしや…
…もしや、やはり(笑)

テーブルの上に残っていた桃でわ!!

残り5個の桃を入れたビニール袋をくれる。
桃祭フィナーレ(^-^;

というわけでさらに訂正。
桃を…全部で19個車に積み←予定よりそーとー多いな…
(ついでに、腹の中には2人で6個(笑))
勝沼を後にしました。

皆様、桃狩り葡萄狩りにはおとーさんのグレープ園の方をオススメしますわよ。

お次の目的地は河口湖オルゴール館。
ここのレストラン、期間限定で、ディナーをやっているのです。
それを目当てに河口湖へ。車で30分ぐらいでした。
さすがに、体中が桃だったので、珈琲が飲みたくなり、ダヤンのレストランへ。
珈琲フロートを飲んで、まったり。
…桃、消化率30%(笑)

夕暮れ近く、オルゴール館に行って、三つオルゴールコンサートを聴きました。
薔薇も綺麗に咲いていました。
こんなに沢山オルゴールがあったり、お庭が素敵だとは思わなかったので、
全然時間が足りませんでしたが…
これはまた次回、改めて来たいと思います。
今回はディナーが目的だからね。

レストランの予約の時間まで、プラプラと写真を撮ったり、ショップを覗いたり…。
…桃、消化率50%(笑)

18時半。さっそくディナー。
レストランの入り口に…

桃のタワー(◎◎;)

シャンパンタワーのように、段々になったテーブルの上に桃、桃、桃…
なんかちょっと、嫌な予感が…

ところで、東京まで帰らないといけないからと思って早めの時間にしたんだけど、
…もしかしてお客さん、私達だけじゃない?(笑)
ガラス張りの素敵なレストランですが、
まだまだ外は明るくて、とてもディナーな雰囲気じゃなかったかなぁ…
ちょっと失敗したかな?と思ったのですが。
ところが。
段々薄闇に包まれていく中でのお食事はとっても素敵でした。
少しずつオルゴール館の建物がライトアップされて、キャンドルがともされて…
夕暮れ時のお食事は、とても贅沢な気分。

それにしても明らかに、店員さんの方が数が多い…ので至れり尽くせり。
ディナーもとってもおいしかったですし、サービスもとっても気持ちよかったです。
デザートはお外の席に案内されました。
お外はちっとも暑くなくて。
湖畔の風が時折フワッっと吹いて、本当に気持ちいい…
耳を澄ますと、オルゴールの音がサロンホールから聞こえてきます。←リハーサルか?
河口湖大橋を渡る車のライトがチカチカ見えて、
その向こうに湖畔のホテルのライトが見えて、夜景も綺麗。
東京に帰りたくな〜い!
気持ちいいねぇ〜…うっとりリラックスしたところへ、デザートが運ばれて来ました。

…桃(◎◎;)と、シャーベット

もしかしてこれは…
さっきの入り口の桃タワーを見る!!

「ハイ、あちらに置いてあった桃です。本日入荷した物なんですよ」

・・・・・・・・桃祭、幕後のご挨拶…?

美味しかったけどね。とってもとっても美味しかったけどね。
桃消化率…振り出しに戻る(笑)

最初はどうなることかと思った桃狩りツアーでしたが、
災い転じて福となす?
おとーさんの桃を沢山持って、美味しいもん沢山食べて。
素敵な一日でした♪


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