2008年03月23日(日) |
三都物語@京都〜由緒正しき神社編〜 |
3月20日(木)
話は前日から始まりますの。 紆余曲折で、結局美容院に行ったのは、前日の夜…。 しかも、残業になり、大慌てで行きましたのよ。。。。 始めたのが8時過ぎ。
もういいよ、いっそそんなら…というわけで、 アップスタイルも、もう作ってもらいました。 前日にヘアスタイル作るなんて、美容院予約に出遅れた成人式かい(笑) でも、寝ても大丈夫なようにカッチリ作ってくれるっていうから、 もうお任せしました。 ま、余談ですが。 翌日起きても、全然大丈夫だったのはびっくりしましたね。。。。
起きたのって言ってもね… 結局帰って来たのは12時過ぎ。 そこから準備の仕上げとか、イロイロしていたら〜… 寝たのが2時だったりとかして。 でも、起きたのは5時半(-_-;) よく考えたら3時間しか寝てないんだもの。そりゃ大して乱れないよね…
新幹線の中で、メイクをしていると、 昨夜ねぇ…あれだけ時間かかって確認したと思ったのに! …忘れ物してるよ…(T_T) アイシャドウのハイライト忘れてるよ… 薄いグリーンのハイライトを入れようと思ってたのに、それがない。。。。 仕方なく、濃いグリーンとパールの白を混ぜてみる。。。。。 …はぁぁぁ…すでに何か失敗の予感…。
京都駅から、慎重に検索路線を辿り、美容院へ。 東京は出てくる時、雨だったけれど、京都は小雨…。 道はわかりにくくなかったので、無事に美容院へ。 美容院に入ると、男性が1人、なんとなく待ちぼうけ中。 …他に座るとこないし、待っててくださいって言われたから、 ま、しょうがないかと、ポケッっと彼の前に座る。
…新郎だったよ(^◇^;;
だって会った事ないもん〜っっ!知らんがな(>_<) 胸に名札でもつけておいてちょうだい「新郎」って。 新婦のお母様に続いて、私も着付け。 お母様の着付けを見ながらふと気付く… イロイロ小道具が入っているのは…あれは… …公演バッグ…使い易いよね(笑) ↑この辺からなんか話の方向があやしくなる(^-^;
お振袖は私1人でした。綺麗に着付けてもらって、大満足♪ 下に降りて行くと、花嫁さんが! 白無垢だ〜!綺麗〜っ!! とってもとっても似合ってました♪ さて、花嫁さんは「花嫁車」という車で、神社に向かうそうです。
花嫁車って、始めて見たぁ(◎◎;)
前にでっかく「寿」!!!って付いていて、 中には、紅白のロープ?が付いているの。 ↑花嫁さんがつかまる
そして、花嫁さんの上がパッカーンと開くのよ〜(笑) (走る時は閉まります) う〜ん…面白い物をみました。 東京でもあるでしょ〜?って、う〜ん?見た事ないけど?? 神社での結婚式があちこちである京都と違って、東京ではあまり走ってないのかもしれませんね。
私とお母様、義姉様、訪問着を着付けした新婦のご友人様は、 花嫁車の後ろについて、タクシーで一緒に神社まで向かいます。 花嫁さん、綺麗ですねぇ… ここが鴨川なのねぇ… 最初は別の神社を予約してたんだけどねぇ… 明日は友会で当たったので、ミーマイ見るんですよ まぁ、私は某トークショーがあるので、一足先に帰りますの。 …どこからか話がずれましたね… 留袖に振袖の会話に相応しかったのでしょうか?
神社に着いてしばらくしてからO様M様と合流。 まぁ、お2人ともドレスアップね♪ まぁ、…O様…ダークブルーグリーンのクラッシュベロアのドレスが… …トート閣下@ミズトートみたいね(・・;) ↑どうしても基準そこから離れられない(笑)
いよいよ、由緒正しき神社にて、結婚式でございます。 花嫁花婿さんの後について、神前までまいりませう。 小雨が降っているので、傘を差しかけられながらの花嫁姿でしたが、 かえって、それも風流で素敵な小道具?でした(#^.^#)←小道具言うな(笑)
お草履を脱ぎ、それぞれのお席へ。 … …? なんか、列の並び方バランス悪い気がするわね(・・;) これじゃ、私達すごぉく後ろの方よ? でも、あっち側の列はすごく短いし。 私達、あっち側の列のお席のほうがいいんじゃないの? スタスタと、右側の列に座ろうとして誰かが言い出す
「そっちって、新郎側じゃないの?」
あ、あらやだ…自由席じゃないのね。ホホホ。失礼っ ↑新幹線じゃないんだから 新婦友人、恥ずかしゅうございます(笑) だって私、神社での結婚式って始めてなんですもの。
お席に着くと、一人一人のお席の前に すべすべとしたまぁるい物が。 …ナニ?これ?(・・;) その上にあるのは、結んだ昆布よね? 直径8センチほどの、 この白くてスベスベで、まぁるい物体はナニ? …お饅頭かな? …お餅かな? でもちょっと、透明感があるような気がする。 …すあまとか?
謎は解けぬまま、式は厳かに進行。 ぱ〜ぷ〜〜ぽえぇぇぇぇ…と生演奏←っていうのか? の、厳かな音楽。 ついつい習性で「東宝の管のようにはずしませんように」と祈ってしまう私。
ところで…このまぁるい物体よ。まだ気になってるのよ。 指で突付いてみたらわかるよね? …なぁんて、はしたないはしたない(^-^; でも、この絶妙な粉の刷け具合といい、 この、すこぅし透明っぽいお色といい、 やっぱりお餅かすあまだな。 ここで、私の中でお饅頭説は却下。 ちょっと透明っぽいから、きっと餡子は入ってないのね。 でも、すあまよりお餅の方が、お祝いっぽい感じがするけど… だいたい、白だけなのね?紅白じゃないのね? 下の懐紙に包んで持って帰るんだろうけど… このアタシのちぃさなバッグに入るかしら? それにしても、さすが由緒正しき神社サマサマ。 こっそり右隣のO様の分を見ても、左隣のM様の分を見ても 一分の狂いもなく、同じようにまんま〜る、すべす〜べ…だわ。 う〜ん…さすが…
…とかイロイロ考えているうちに。
新郎新婦が三々九度。
…私、たった杯ちょっぴりであっても、 あんなに何回も飲まされたら、ひっくり返っちゃうなぁ… なんて事は、その予定が立ってから考えろよ、自分(笑)
では皆様もお神酒を…って言わて、ちょっと焦る私。 えぇぇ〜っ?だって、私達のところ、杯ないよ〜っ!!! こんな後ろに座ってるから?(゜0゜;) 足りない人の分は、お神酒と一緒に配ってくれるのかなぁ?
着々と近付いてくる巫女さん。 お神酒以外、何も手にしている様子の無い巫女さん。 私達の列の隣にピタリと着くと。 無表情のまま一言
「『かわらけ』をひっくり返してください」
… … あ…ハイ(・・;)
何事もなかったように、すましてかわらけをひっくり返す私。 義務的にお神酒を注ぐ巫女さん …何もおかしい事はなかったわよね? これでいいのよね?
… … お餅…とか。 すあま…とか(・・;) 言わなくてよかった〜(^-^;
もう、やだわ。 とんだ恥かいちゃうとこだったわ、危ない危ない。 あ〜よかった(笑) しらっとしれっと、すまし顔の私の耳元に一言、爆弾を囁くO様
「…お饅頭だと思ってた」
ちょ、ちょっとぉぉぉ!!(^_^;) たった今、私がこらえたところだったのに!!! その絶妙なタイミングやめてぇ〜っ!!!(笑)
肩を震わせて笑いを堪える私達にさらなる追い討ち。 前のお席に座っていたI奥様が、 これまた絶妙なタイミングで コソ〜リこちらを向き、へらぁ〜(^〜^;
ブルータス、お前もか!…いや違った。 …I奥様!あなたもかっ!
あぁ、みなまで言うな(笑) その気持ちはよぉ〜っっくわかりますとも! でしょ? だと思ったでしょっ?!
少々のハプニングを3人に巻き起こし、お式は終了。 厳かな神様の前を後にしてたら、早くも新婦友人本領発揮。
「おみくじ引きたいよねー」 「お守り可愛いーっ! えぇ〜!でも、あれ可愛いのに、安産祈願だって(-_-;) あ、こっちも可愛い…けど、学業成就〜?チッ!どっちも関係ないわ」 「御朱印帳持って来たんだけど、頼みたいよー」
見かねた神社の人に、サクッと言われる。 「結婚式の方は下で写真撮影ですよ」
…あ、あらそうなの? 自由時間って無いの? ↑修学旅行じゃないから!!!
慌てて下まで行ったのに、考えてみたら当たり前な事にお写真は親族だけ。 あら、なんだぁ…じゃ、やっぱり…
「おみくじ〜」「おまもり〜」「御朱印〜」
とうとう、我慢しきれなくなって 新郎新婦の写真撮影の間、お財布を握り締めておみくじに向かう私達(笑) 新婦友人、勝手気まま過ぎますっっ
この桜の匂い袋かわいい♪ 私、これお土産にしようっと。 これも可愛い〜!どっちがいいかなぁ? キャピキャピやっていると、遠くの方から 「○○ちゃん!早くっ!早くいらっしゃいーっっ」 I奥様に呼ばれる。 あ、あら写真ね、ご友人一同のスナップ撮るのよね。 今行くぅ、今行きますよ〜…(^_^;)
あのぅ…あとで戻ってくる時間ある?
あぁ、勝手気ままな新婦友人。手に負えません。 だってぇ…せっかく京都の神社に来たんだもの。 イロイロ楽しみたいじゃない?←何しに行ったんだ Y.T様、ごめんなさいね。 お祝いの気持ちが無いわけじゃないのよ。 もうそれはそれこそ、てんこ盛り♪♪ でも、それとこれは別なのよ。←そうか?
素敵な新郎新婦を囲んでお写真お写真。 撮影が終わると、 「だって、Yさんのお色直しの時間があるじゃないの!」 と、それぞれの目的に向かう私達なのでした…
ちなみに、おみくじは大吉だったの♪
さあ。 この由緒正しき神社で、やり残した事はなくって? それでは、披露宴の料亭にまいりませう。
…続く(笑)
|