うっかり取った電話の向こうから聞えてくるのは、間違いなく…
「Can you speak English?」
あ〜…え〜…もう何度ここでこれを言ったでしょう?
「Ah〜…Just a little…」
だけど、ほとんどの外国人はこれを 「大丈夫よん♪かかってきなさい」 と同義語だと思ってるんだよね。 まったくもって、違うという事をどうしたらわかってもらえるでしょうね… おまけに、目の前に居れば、多少わかんなくっても 身振り手振りなんていう武器がありますが。 電話ときたらねぇぇぇぇぇ…困ったよ。
そんなわけで、ご機嫌で電話の向こうで喋り始めた彼。 早すぎてわっかんねーよっっ!!! もう1回言ってみろ。 それから、もっとゆっくり喋ってくれ。 …と、一刀両断。 って、ゆっくり言ってもらってもよくわかんないんだけどさ(^-^; あ〜でも、なんだか「マガジ〜ンマガジ〜ン」…って言ってるのはわかる。 あれ?もしかして…商品の問い合わせとかじゃないのかな? 「magazine?…magazine????」と何度か聞いたら
彼が電話の向こうで答えるじゃないの 「magazine…えっと〜…ZASSI?」
ザッシ…雑誌…ね。 …そりゃ、それぐらいは私にだってわかるよ。 つまり、これは雑誌取材の申し込みの電話なのかな? あ〜そりゃそりゃ、そーですか。 そーゆー話は、Headofficeでお願いね♪←さっさと本社に回したい
って言ってるのに〜、電話の向こうの彼ときたら…諦めない。 お店にマネージャーは居ないのか?←だから、居ないの。本社なの。 じゃ、Headofficeには英語がわかる人はいるか?←May beね
なんて、彼と私の間に会話が成立しているんだか居ないんだか。 ところが、どうしても何言ってるんだかわかんない単語が出てきた。 いや、未だにとうとうわかんないんだけど。 エバーダイジングだか、ネバーダイジングだか、 はたまた、何ダイジングだかわかんないんだけど。 とにかくそのホニャララダイジングの意味がわからん。 どうにも、そこで話が引っ掛かって先に進まないし、 どうやら、進まないと終わりはないらしい…(ーー;) というわけで、単刀直入に聞いてみた。
すみません 私はそれを理解することができません。 それは何ですか?
…excite訳(笑) すると、電話の向こうで言う事にゃ。
「…like〜…あ〜…KOUHOU?」
KOUHOU? こうほう?(・・? あ、広報ね?
あ〜、なるほど。 広報に繋いでくれと、そーゆー事かね? 雑誌掲載について、広報と話がしたいと。 そーゆー事か、わかったぞ♪
ってね、だ〜から〜!それも本社なの。Headofficeなの。 さっさとそっちに電話して欲しいの。
とにかく、本社に電話して欲しいと←とにかく、一刻も早く切りたい(笑) 電話番号を告げる。
「え〜っと…ゼロスリー…ハイフン…スリーフォー…」
たかが数字なのに、けっこう苦労するもんだよ(>_<) 「three?seven?」 と、何度か聞き返され、ようやく全部伝わったかと思ったとたん。
「ゼロサンのサンヨン××−×ナナニィ×?」
…と返されました。 えぇ、その通りです。一字一句違ってませんよ。 よく出来ました。 その後も、色々聞かれてようやく解放してもらえましたが。
っていうかさ。 日本語の「数字」は完璧で。 「雑誌」もわかって そのうえ「広報」なんて上級な日本語までマスターしてるんだったら…
日本語で電話して来いや〜っ!
。。。。。と、思いません? 彼が頑張った日本語を、私が頑張って理解する方が いくらか、話が早いんじゃないかと思ってしまう今日この頃なのでした…(T_T)
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