シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2007年08月11日(土)  世の中36度

今日は東京の最高気温36度ですってね…
36度って言ったらさ、体温と同じだね。
って事は、むしろ心地いいんじゃないの?人肌〜…って。

…なんて、寒いギャグも滑り落ちるほどの滝汗です。

そんな中、東京湾の花火に行って来ました〜!
もちろん、浴衣で。
オトコの浴衣はどうか知らんけどさ。
絶対、オンナノコの浴衣って涼しくないと思うわけ〜っっ
今日は、水色に薄いグリーンの手毬と桜の柄の浴衣と、
桜柄の帯に赤い兵児帯を重ねて巻きました。

今年は、だいぶ…だいぶズル?をしました。
勝どきの駅から会場入り口まで、去年は歩いて行ったのですが、
今年はタクシーに乗りました。
↑はっきり言って、歩くにはちょいと遠いが、
 タクシーにするには、目と鼻の先(笑)

去年は、左側入り口から入ったのですが、
今年は右側入り口から入ってみました。
橋?があるので、少し影になってて、焼け石に水ほどの涼しさは確保できます。
とにかく、熱中症にならないように、気をつけねばなりませぬ。
スポーツドリンクを凍らせて持って行きましたが、
並んでいる間、1時間半ほどで…ペットボトル2本飲んでしまいました。
右側は、向こう側が海になっているので、風が通るとすこぉし…すこぉし涼しいです。
焼け石に水ほどですが。
「海からの風が涼しいねっ!」
「そうだねっ!」
…そんな空々しい会話も、熱波に消えていきます…。

そんなわけで、4時半ぐらいには開場。
さっそく、場所を見繕い、当然センターに陣取ります。
そして…まずは、食料の確保と、カキ氷です!
晴海主会場のカキ氷は、一箇所しか売ってなくって、長蛇の列。
そして、メニューもちょっとヘン。
イチゴ、メロン、マンゴー、あんず。
…マンゴー?あんず?
他所ではあまり見ないので、あんずのカキ氷をお買いあげ♪

お席に戻り、ガツガツとカキ氷を食べていると。
隣のオバサン集団に、目を付けられる。
自分で着るの?衿はどうなってるの?
足袋が可愛い、浴衣が可愛い、
挙句の果てに、お椅子まで持って来て可愛いってさ…
↑この辺はもうよくわからん(笑)

いつも思うんだけどさ。
アタシ達、オバサン受けいいのよねぇ〜…
今の職が天職なんじゃないかと思える今日この頃のオバサマ受け…。
↑他に受けたいところ、
 受けるべきところがあるんじゃないかと思うんだけど(-_-;)

しかし、カキ氷も食べ終わってしばらくして。
そんな涼しさは、すでに消化しきって
度重なる会場放送にうんざりし、
本日は、気温36度です。熱中症には充分ご注意ください。
 本日、気温は36度…」←その連呼がすでに暑苦しい
もう、暑さが限界に達した頃に。
隣の誉め誉めオバサンに、シャーベットを貰う。
「うれしーーーっっ!!!ありがとうございますぅ〜っっ!!」
…心からのお礼(笑)
あぁ、モノに釣られた心はたいそう弱いものでございます。
ちょっとぐらい、オバサンがこっちのシートにはみ出てきても
…ま、いっか(^-^;

花火ってさ…
山登りに似てるよね…。

辛さ(暑さ)に耐えて耐えて、
耐え切った頂点に開ける、最高の視界!
妙に達観する程の暑さ。

というわけで、ようやく開幕!
はっきり言って、夜になっても全然暑いんだけど!
ペットボトルは早くも3本目に突入なんだけど。
だけど、頭の上で開く尺玉は最高に綺麗でした〜っ。

途中、おかしな花火が上がる。
ナニあのヘタレ…?
…なんじゃ?
左側はなんかクチャッっとしてるし、右側はただのワッカ?
なにあれ…?(・・;)
すると、どこからともなく、ザワザワと情報(笑)が流れてくる。
「にじゅうだよ」
「20だって」

にじゅうってナニ?ハタチ?
「第20回だからだよ〜」
な〜るほど!
うまく上がってないから、よくわかんないけど、
左のクチャクチャは「2」なわけだ。
で、右のただのワッカは「0」なんだね。
と思ったところで、綺麗な「2」と「0」が、ポーン!と。

「おおぉ〜〜〜〜〜っ!」
パチパチパチ〜


…なぜか、一体感を感じる会場(笑)

今年は、その他にも「大江戸銘華の競い」という、
花火師と玉名紹介つきの花火がありました。
花火ってね、内容によって名前がちゃんと決まってるんですって。
種類とか上がり方によって、名前が付いているので
多分、読む人が読めば、玉名だけで内容の想像が付くんでしょうね。
例えば
「昇小花付芯入菊先青紅光露」だと
「昇小花付」が、上昇中の変化で、
「芯入」が、開発後の芯部の様子
「菊」は、玉の種類
「先青紅」が、星の種類と変化
「光露」は、消え際の様子
なんだそうです。な〜るほどね〜。
とすると
「昇小花キラキラ芯ステンドグラス」
…ってのはいったい…。
大江戸花火職人も、時代の波に飲み込まれてるのかしら(・・;)
それにしても、
「昇小花三重芯菊先紅光露」とか
「昇小花彩星芯銀菊先彩色群蜂」とか
「昇分火三重芯黄金点滅」とか言われると…

「そのうち、昇小花付廬山昇龍覇が上がるね…」

思わず、年がばれる一言(笑)
(「廬山昇龍覇」とは、私が小学校〜中学校の時に
 世を風靡したアニメに出てきた必殺技です(笑))

今年も、帰りは水上バスで帰って来ました。
これが一番、脱出するには楽だし早いみたい。
日の出桟橋に着いたところで、タクシーを捕まえ、銀座に出ました。
すっごいスムーズで、けっこう早く脱出できたと思ったんだけど。
タクシーの運ちゃん曰く
「お客さんたちで3組目ですよ〜」
あ…
あ…っそ(^-^;
↑つまり、全然早くなかったって事だな(笑)
タクシーの運ちゃんは「もう少し稼がせてもらいますか〜」
と言いながら去って行きました。

椿屋珈琲店で、宇治金時とアイスカフェラテを食らい
ようやくそこで、トイレに行く気になる。
↑ペットボトル3本飲んでも、トイレに行きたくなかった…
 (つまり、全部汗で流れたって事ね…)
ようやく人心地。
ようやく「綺麗だったね〜」と言う余裕が生まれる(笑)

花火ってさ…
身体を張ったレジャーだよね…。


 < 過去    未来 >


シルバー王女

My追加