今日は東京の最高気温36度ですってね… 36度って言ったらさ、体温と同じだね。 って事は、むしろ心地いいんじゃないの?人肌〜…って。
…なんて、寒いギャグも滑り落ちるほどの滝汗です。
そんな中、東京湾の花火に行って来ました〜! もちろん、浴衣で。 オトコの浴衣はどうか知らんけどさ。 絶対、オンナノコの浴衣って涼しくないと思うわけ〜っっ 今日は、水色に薄いグリーンの手毬と桜の柄の浴衣と、 桜柄の帯に赤い兵児帯を重ねて巻きました。
今年は、だいぶ…だいぶズル?をしました。 勝どきの駅から会場入り口まで、去年は歩いて行ったのですが、 今年はタクシーに乗りました。 ↑はっきり言って、歩くにはちょいと遠いが、 タクシーにするには、目と鼻の先(笑)
去年は、左側入り口から入ったのですが、 今年は右側入り口から入ってみました。 橋?があるので、少し影になってて、焼け石に水ほどの涼しさは確保できます。 とにかく、熱中症にならないように、気をつけねばなりませぬ。 スポーツドリンクを凍らせて持って行きましたが、 並んでいる間、1時間半ほどで…ペットボトル2本飲んでしまいました。 右側は、向こう側が海になっているので、風が通るとすこぉし…すこぉし涼しいです。 焼け石に水ほどですが。 「海からの風が涼しいねっ!」 「そうだねっ!」 …そんな空々しい会話も、熱波に消えていきます…。
そんなわけで、4時半ぐらいには開場。 さっそく、場所を見繕い、当然センターに陣取ります。 そして…まずは、食料の確保と、カキ氷です! 晴海主会場のカキ氷は、一箇所しか売ってなくって、長蛇の列。 そして、メニューもちょっとヘン。 イチゴ、メロン、マンゴー、あんず。 …マンゴー?あんず? 他所ではあまり見ないので、あんずのカキ氷をお買いあげ♪
お席に戻り、ガツガツとカキ氷を食べていると。 隣のオバサン集団に、目を付けられる。 自分で着るの?衿はどうなってるの? 足袋が可愛い、浴衣が可愛い、 挙句の果てに、お椅子まで持って来て可愛いってさ… ↑この辺はもうよくわからん(笑)
いつも思うんだけどさ。 アタシ達、オバサン受けいいのよねぇ〜… 今の職が天職なんじゃないかと思える今日この頃のオバサマ受け…。 ↑他に受けたいところ、 受けるべきところがあるんじゃないかと思うんだけど(-_-;)
しかし、カキ氷も食べ終わってしばらくして。 そんな涼しさは、すでに消化しきって 度重なる会場放送にうんざりし、 「本日は、気温36度です。熱中症には充分ご注意ください。 本日、気温は36度…」←その連呼がすでに暑苦しい もう、暑さが限界に達した頃に。 隣の誉め誉めオバサンに、シャーベットを貰う。 「うれしーーーっっ!!!ありがとうございますぅ〜っっ!!」 …心からのお礼(笑) あぁ、モノに釣られた心はたいそう弱いものでございます。 ちょっとぐらい、オバサンがこっちのシートにはみ出てきても …ま、いっか(^-^;
花火ってさ… 山登りに似てるよね…。 辛さ(暑さ)に耐えて耐えて、 耐え切った頂点に開ける、最高の視界! 妙に達観する程の暑さ。
というわけで、ようやく開幕! はっきり言って、夜になっても全然暑いんだけど! ペットボトルは早くも3本目に突入なんだけど。 だけど、頭の上で開く尺玉は最高に綺麗でした〜っ。
途中、おかしな花火が上がる。 ナニあのヘタレ…? …なんじゃ? 左側はなんかクチャッっとしてるし、右側はただのワッカ? なにあれ…?(・・;) すると、どこからともなく、ザワザワと情報(笑)が流れてくる。 「にじゅうだよ」 「20だって」 にじゅうってナニ?ハタチ? 「第20回だからだよ〜」 な〜るほど! うまく上がってないから、よくわかんないけど、 左のクチャクチャは「2」なわけだ。 で、右のただのワッカは「0」なんだね。 と思ったところで、綺麗な「2」と「0」が、ポーン!と。
「おおぉ〜〜〜〜〜っ!」 パチパチパチ〜
…なぜか、一体感を感じる会場(笑)
今年は、その他にも「大江戸銘華の競い」という、 花火師と玉名紹介つきの花火がありました。 花火ってね、内容によって名前がちゃんと決まってるんですって。 種類とか上がり方によって、名前が付いているので 多分、読む人が読めば、玉名だけで内容の想像が付くんでしょうね。 例えば 「昇小花付芯入菊先青紅光露」だと 「昇小花付」が、上昇中の変化で、 「芯入」が、開発後の芯部の様子 「菊」は、玉の種類 「先青紅」が、星の種類と変化 「光露」は、消え際の様子 なんだそうです。な〜るほどね〜。 とすると 「昇小花キラキラ芯ステンドグラス」 …ってのはいったい…。 大江戸花火職人も、時代の波に飲み込まれてるのかしら(・・;) それにしても、 「昇小花三重芯菊先紅光露」とか 「昇小花彩星芯銀菊先彩色群蜂」とか 「昇分火三重芯黄金点滅」とか言われると…
「そのうち、昇小花付廬山昇龍覇が上がるね…」
思わず、年がばれる一言(笑) (「廬山昇龍覇」とは、私が小学校〜中学校の時に 世を風靡したアニメに出てきた必殺技です(笑))
今年も、帰りは水上バスで帰って来ました。 これが一番、脱出するには楽だし早いみたい。 日の出桟橋に着いたところで、タクシーを捕まえ、銀座に出ました。 すっごいスムーズで、けっこう早く脱出できたと思ったんだけど。 タクシーの運ちゃん曰く 「お客さんたちで3組目ですよ〜」 あ… あ…っそ(^-^; ↑つまり、全然早くなかったって事だな(笑) タクシーの運ちゃんは「もう少し稼がせてもらいますか〜」 と言いながら去って行きました。
椿屋珈琲店で、宇治金時とアイスカフェラテを食らい ようやくそこで、トイレに行く気になる。 ↑ペットボトル3本飲んでも、トイレに行きたくなかった… (つまり、全部汗で流れたって事ね…) ようやく人心地。 ようやく「綺麗だったね〜」と言う余裕が生まれる(笑)
花火ってさ… 身体を張ったレジャーだよね…。
|