東京湾の花火大会に行ってきました。 お天気もびみょ〜なら、 なんだか全てがびみょ〜な一日でした…。
3時過ぎぐらいに、主会場入り口に並びました。 ここは、整理券が必要です。 4時過ぎぐらいに、開場しました。…早いね。←予定は5時 中に入って、まぁまぁな位置に場所をとりました。 本当は、もっともっと前の方が人気があるんだけれども、 開場とともに、暑い中ダッシュをかます方々にまじって その場所を取りにいく元気はありません… 「走るなってのが無理だよねっ!!」 と言いながら走り去る人々を横目に、悠々と第二人気の場所を確保。 (本音を言えば、花火くらいで、そんなに熱くなるなよ…ってとこ)
さて、お次は食の確保。 といってもあまり露天が出ていない…。 お目当ての焼きとうもろこしもない…(T_T) 仕方がないので、焼き鳥に、チョリソー、おいなりさん、から揚げに、みたらし団子を購入 ↑充分だろう!! ついでに、お茶も購入しようと売り場に行くと、 お茶は「若武者」しかないみたい。飲んだ事ないけど、ま、いっか。 「若武者1本下さい」 「はい!・・・・・・・あ…?」 どうやら、そのクーラーケースの中には、もう若武者が居なくなってしまっていたようです。 「少々お待ちください!」 と言って、売り子さんは他のクーラーケースを探しに行ってしまいました。 なきゃないで、別の物でもよかったんだけど・・・・・・・・。 「別に『若武者』じゃなくてもいいんだけどね。…『落武者』とかでも」 「そう、若くなくっていいんだよね…油の乗ったぐらいがいいわね」 「油の乗った…じゃ、『熟武者』とか?」 『熟武者』…(笑) 別の意味で、ちょっと、おいしそうな気がする。(研12〜ぐらいだろうか?←何の話だ)
そんなちょっとずれた会話をしつつ、 シートの上に悠々と並べて、ガツガツと食べ始めた頃…
ゴロゴロゴロ〜〜〜〜〜
…?
ゴロゴロゴロゴロゴロ〜〜〜〜〜〜
…もしかして、雷っ?\(◎o◎)/!
それは大変。とりあえず、雨が降るにせよ、 食べるだけは食べちゃわないと! ↑傘と食は両立しない(笑) パクパクと手を動かし、口は食べるのと喋るのと、大忙し。 ふぅ〜、食った食ったぁ!←オトメはそんな事言わないっ あとは、デザートのみたらし団子だけね(^・^)と言ったところで… ポツン…?ポツポツ…?? あれ?…あ・・・・・・・・・・め・・・・・・・・・・? と思ったとたん、ザーーーーーーーーーーーッッ!! ひえぇ〜〜〜〜〜! こ、この展開の急さは何だっ? とりあえず、シートの上に正座。荷物を抱え、下駄はビニールに入れて お団子も非難させて、傘を差して、雨をやり過ごす準備をする。 ま、とりあえず食べちゃった後でよかったわね。 雨、降り始めちゃったしBestじゃないけど、ささやかにBetterな気持ち。
ところが。 雨が止まないわけです。 会場は、色とりどりのキノコの群れ。←みんな傘差して小さくなってる(笑) 時折、シート茸なる珍種が発見されます。←3〜4人で、敷くはずのシートを被っている う〜〜…雨がやまないのも困ったもんだが。 何より困った事に。…足がしびれてきちゃったよ(T_T) うっうっ…もう限界(>_<) ちょ、ちょっと…椅子を…。 そうなんです。開場前に並ぶから、小さい折りたたみ椅子があるといいね、 って言って、折りたたみ椅子を持ってきていたんです。 見るときは、シートの上に足投げ出して座った方が楽だよね〜 と、しまってあったのですが。今は事情が違います。 我慢も限界に来て、それを出して、その上に座ろうとすると、お連れのS様が 「でも、足の先が濡れちゃうよ?」 ・・・・・・・(^_^;) あのさ、しびれて足先の感覚なくなってるでしょ〜?(笑) アナタもワタシも、実は足の先なんて、とっくにびしょ濡れになってるのよ (あ、ホントだ…と、言われて気づくS様(笑)) というわけで、今度は、折りたたみ椅子の上にちんまりと傘茸になる。 「椅子があってよかったね…」 予定外に降り続く雨に、Bestではないけれども、またまた、ささやかなBetter。
雨が小降りになり、さぁそろそろ止むかな〜?という頃になると まだ、場所取りが終わっていない人々がにわかに動き出します。 私達は、まだまだキノコ体勢。 すると、あるカップルが、ずかずかと、私達のシートの後ろのわずかな隙間めがけて… 「ここでよくない〜?」「ここにしようよー」 と、私達のシートの上に重ねるように、シートを広げ始めました。 こいつぁ〜驚いた!\(◎o◎)/! ちょっと待ちやがれでございます。 「すいません。重なってるんですけど?」 「あ〜、でもぉ、ここ誰か来ます?」 来ないけど?それがどーした? 「いいえ、でも、雨が止んだら荷物を置きますので」 「・・・・・・・」 えぇ、わかってます。荷物を置くくらいだったら、座らせろという気持ちは。 しかし、無礼者には無礼を持って当たらなければ。 早々に撃退してやりました。 最初から、ちょっとヨロシイですか? ぐらい言ってくれれば、快く場所をあけてあげましたのに。
次に小降りになった頃、今度は老夫婦がやはり同じ隙間をめがけてやってきました。 ちいさな隙間に、小さくシートを敷いて、はみ出さないようにはみ出さないように 気をつけていらっしゃいましたので… 「濡れてしまっていますけれども、もしよろしければ、 こちらのシートに足を伸ばしてくださいね」 と、申し上げました。 礼儀正しい方には、ワタシだって、それなりの礼儀を通しますのよ!
さて、ところで花火です。 花火はどうなったのかというと…ようやくカウントダウンです。 雨は、ほんの少し降っていますが、ほとんど止みかけです。 丁度良いタイミングといえば、丁度良いタイミング。 またまたささやかなBetter。
10!9!8!7……3、2、1!
ここで、怪談を1つ。 カウントダウンが始まる頃には、 確かに、うちのシートには私とS様の2人だったんです。
カウントダウンが終わって気づけば… シートの上は、4人になっていました。
えっ?(@_@) えぇっ???? 1人、2人・・・・・・・・・3人、4人???←再び独自にカウントダウン なんと、うちのシートには、お客様が2人いらしてました。 …まったく知らない人ですが。
「し、知り合い?(@_@)」←思わず、S様に聞かれる ブンブンブン(>_<)←目一杯首を振って否定する
あ…あ…あんた達・・・・ ・・・・・・・誰よ?(・_・;)
落ち着け落ち着け。とりあえず、花火始まってるし。 1部と2部の間に考えよう。 いっそ、生身の人間じゃなかったらどうしようかっ?! まじで、怪談の如くです。 ひと〜り…ふたぁ〜り…2人多いぃ〜〜〜〜〜…ヒィ〜〜!!!(>_<)
東京湾の花火ってすごい! 打ち上げるタイミングがなんと言ってもお見事。 小気味よく、ポンポンと上がり、前の花火が消えるか消えないか、 前の花火の柳の残る上に咲く、新しい花火。 重なり具合が絶妙です。
ガサガサガサ。ゴソゴソゴソ。 見ず知らずの、うちのお客様、なにやら宴会を始めたようです。 食っていらっしゃるからには… やはりキサマ、生身の人間だなっ?!←当たり前だよ
「・・・・・・・・あの…さ?これは…いったい?」 「ここ、うちのシートだよね?(・_・;)」 気分は、かっこうに乗っ取られた小鳥の巣。 かっこう夫婦は、自分達では巣を作りません。
牡丹ととらの尾と呼ばれる、 横一杯に広がる下からのロケットのような花火と、その上に咲く牡丹。 そのコンビネーションが、素晴らしく綺麗です。 右から左、左から右、中央からサイドへ、サイドから中央へと 自由自在に打ちあがるとらの尾に、 覆いかぶさる大輪の牡丹。 なんて、綺麗なんでしょう!
「…き、気づいてるの?人ン家に上がりこんでるって」 「…気づいてるでしょうよ」 さすがの私も、もうあっけにとられる以外ありません。 なんだかもう、無礼者とか礼儀とかそれ以前の問題のような気がする。 振り返って、文句ブチかます気力さえも、花火とともに弾け消えてしまったようです。
小さな花火がこれでもかと、無数に連発して上がるのも 大きな花火とはまた違う魅力があります。 例えて言うなら…群舞かロケット?
中くらいの玉が、いくつか上がって、 その重なり具合を楽しむのもまた一興。 中堅どころの5〜8人口ぐらいかな?
尺玉が左右から一発づつ上がる競演は、 どちらも美しく、目移りがしてしまいます。 上手から2番手、下手から3番手の銀橋渡りってとこ?
そしてとどめの一尺五寸玉、真打登場! もちろん、最後に登場するのはトップスターでしょう!!
・・・・花火って楽しいねっ(#^.^#)←激しく間違った見方をしている(笑)
そして、お目当ての焼きとうもろこしはなかったけど、 みたらし団子を食べながらのた〜まや〜も、なかなかオツなもんです。
ところでお客様は…まだ…居るね(・_・;) なんかさ…冷静に考えると…やっぱり、やっぱり…
ふざけんな? ↑ようやく、脳内で何かが繋がった
花火が終わると同時に、勢いよく片づけを始めてやりました。 「すいません!うちのシート、はがしたいのでどいていただけますっ?」
お客様は…お客様は… 「あ、そうだったんですか??」 と、一言。
ま、まぁ…天然ボケな人ね(^_^;) ・・・・・・・・・・・・・・・・・で、済ますかこらぁっっ!!
勝手に広げた荷物を、構うことなくポンポンとシートから放り出してやりました。 水溜りになっていようが、知ったことではありません。
東京湾の花火大会って、花火は最高ですが、マナーが最低です!! (あの、かっこう夫婦に至っては、マナー以前に常識の問題かと思われますが…) 目の前の通路も、シートを敷かないように言われていたのに 車1台半ぐらいあった通路の幅が、見る見る間に 人一人がすれ違うのも困難な狭い道になってしまいました。 (緊急車両用通路って言ってたのに、本当にいざという時が来たらどうするんだろう?) それを注意する気もないスタッフもどうなんだいったい?
さまざまな経験を経て(笑)東京湾華火大会は幕を閉じました。 が、まだまだ遠足は終わっていません。 ここから、会場を脱出し、駅までたどり着くのがこれまた大変。
最初は、交通規制が解ける場所まで行って、タクシーで銀座… なんて思っていたのですが、タクシーなんてこれっぽちも通りません。 仕方がないので、月島の駅まで行って、有楽町線?
ところが、いざ、月島の駅まで行き、 有楽町線に乗られる方はこちらの列です〜 と、示された列のしっぽが…見えない(@_@) 行けども行けども、ダラダラと延びた人の列。 こ…これは…いつになったら乗れるかわかりません。
まだ、同じ月島でも、大江戸線のほうが乗れる可能性は高し! 急いで、大江戸線の月島駅まで引き返しました。(入り口が分けられてるの) こっちは、入場規制してないねっ? じゃ、入っちゃう?入っちゃ・・・・・・・・・ ポツリ…ポツリ…ポツポツポツポツ… もしかして…?
またもや、大粒の雨!
一も二もなく、構内に飛び込みました。 ちょっと遠回りになっちゃうけど、 あのまま、有楽町線の列に並んでいたら、今頃大雨の中です。 またまたささやかなBetter。
そんなこんなで、汐留駅まで出た頃にはすでに10時半。 外は大雨。 う〜む…この大雨の中、飲みに行くのはちょっと… というわけで、カレッタ汐留のなかでお店を探しましたが 唯一開いていたのはプロントだけ。 しかし、贅沢は言っていられない。 とにかく水分補給(と、私はアイスクリーム♪) あぁ〜!生きかえるぅ〜(>_<) そして、頼んだストロベリースカッシュが思いのほか、おいしかった♪ 中に入っていたイチゴを、アイスクリームに乗っけて食べたら とってもおいしかったの〜(^・^) たかだかプロントだけど…またまたささやかなBetter。
なんだか、あちこちほつれた所を微妙に調整しながら、 綱渡りのようにBetterを渡り歩いたような一日でした。
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