シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2004年09月08日(水)  ペンション好きなの

たいてい秋に、類友ちゃんとプラリと一泊旅行に出かけます。
(去年はそれで、スピード違反で捕まり…ちっ)
何故秋かというと、類友ちゃんが遅めの夏休みを取るからなんです。
今年はBARAKURAイングリッシュガーデンに行こうかと思ってます。
平日ですから、慌てることもなく、
一週間ぐらい前に、ペンションを予約します。
これを探すのもまた楽しいのですよ〜♪
各ペンション、趣向を凝らしたHPで、あちこち回るだけでも楽しいです。
ペンションの名前もいろんなのがあって(笑)
スウィ〜〜〜〜トで、素敵なペンションを選ぶ基準の一つなんです。

ところで、さっき、あるペンションの名前を目にしました。
あれ?ここって…

もう7年も前の話です。
当時、スノボが話題が最盛期で、(今は普通過ぎて話題にもならないけど)
どうにもこうにもやってみたい!と思ってしまったんです。
大学の友人と、ウェアを用意し(なぜか色違いでお揃い(笑))
その勢いで、その足で、3泊4日のスクール付きツアーを申し込みました!
いくらドンくさい私達でも、3日も先生に付いてれば
なんとか滑れるようになるわよ!
と思って…。
後で聞いたら、3日も先生にくっつく人、居ないみたいですね…。
(たいてい、半日か、長くて1日(笑))
さて、クーポンが送られてきて、
指定のペンションの名前は…というと…
「ペンションさすらいの自由飛行館」
…素晴らしくファンキーな名前じゃない?
他に、ペンションとちの木だとか、どんぐりだったか、
堅実そうなヤツがあったのに、どうしてよりによってさすらい?
「一応ね…さすらってたらどうしようと思って、
 電話して確認してみた。
 電話、出たよ…さすらってなかったみたい…よかったよ」

と、電話の向こうで語る友人。
あ…あ、そう…そりゃ…よかったわよ。うん。
ネコバスのようなペンションだったらどうしようかと思ったわよ。

なんだか、微妙に不安ですが(笑)とにかく出発です。
そりゃもう、格安ツアーですから?深夜バスです。
明け方、ポイッっと現地に放り出されて…ここ、どこよ?
さすらいの自由飛行館は、どこにさすらってるのよ?
電話してみた…。
「あーー!今迎えに行くから!」
…だって。←と、呟く友人 目が丸くなる私…。
しばし待つと、ワゴン車が一台…。
中からアヤシイおっさんが。そりゃもう、
アヤシイ以外の形容はかえって失礼に当たるのではないか
と思うほどのオヤジが。
髭も頭もモジャモジャなオヤジが一人。
オーナー?…だよね?←だが、一度として「オーナー」とは呼べず(笑)
ペンションに着くと、そこで待ってて。
と食堂の一角のベンチに置かれる私達。
あ〜〜〜…ペンションの感じは悪くない…けど…
おっちゃんとどうにも結びつかないけど。
おや?でも、どうやら手伝いの女の子が居るみたいです。ホッ。
と、思ったのもつかの間、後に判明するのですが、
この女の子、ただの居候(笑)
ボードがやりたくてやりたくて、ペンションの手伝いをする代わりに
タダで置いてもらってるんですって。
そんな人たちだけで成り立ってるらしいペンション
 うっかり、私達も勧誘されかけました(^-^;
しかも、女の子が寝るんだから!と言っておっちゃんの部屋を占拠し、
おっちゃんは「廊下に追い出されちゃってよ〜」…と言ってたな…。
で、それ以外はオヤジ一人と。奥さんも無しと。

さて、ゲレンデまでの送迎は、スクールのお迎えがあります。
後に、勝手にルイルイと名づけた先生にくっついて、(←「田川」という名前だった)
1日目、なんとか形になるくらいにボードを体験いたしました。
ルイルイと、彼の仲間?「小次郎」(←日向小次郎似だったので勝手に命名)
に送ってもらってペンションに帰ると、
おっちゃんが一人、夕飯の支度をしています。
この夕飯がまた多いのよ!え?まだ出る?まだ出てくる??っいう感じで…
結局、全部食べれなかったら、
「あんまり食べれないんだったら、
 最初からご飯少な目って言ってくれればよかったのに…」

は、はい…。いや、普通だと思うのよ?
だけど、この量のほうが半端じゃないと思うのよ?でもゴメン。
夕食後、部屋にはテレビがなかったので、食堂で勝手にテレビを見る。
お菓子をポリポリ食べながら見てたら
「ダメだよ!お菓子食べてご飯残したら〜〜!」と怒られる。
う…ご、ごめんなさい。確かにごもっともです。
そして、なぜかおっちゃんも一緒に見たりする。なんとなくホノボノ(笑)
挙句に、カラオケが出来るんだよ!と居候の女の子と私達に勧め
なぜか、3人でカラオケ大会を始めた私達…
↑今となっては、やりたかったのかどうかも不明

2日目、昨日あんなに居たスクールの生徒は、一人も居ない(^-^;
2日目スクールなんてものに突入したのは、私達だけのようで…。
ルイルイにがっぷりみっちに教えてもらって、お宿に帰る。
どうやら、ペンションの方も今夜のお客は私達だけのようです。
夕飯の後、またまた食堂でノンビリしていると、電話が!
(ちなみに、女の子は期限切れで帰っちゃったらしい)
おじさ〜ん…おじさん?お〜じさ〜ん…?電話だよ〜…
おっちゃんを呼んでいるうちに、電話が切れてしまいました。
あ〜切れちゃったよ〜…と言ったら…
「出てくれなきゃぁ!」
(◎◎;)え?え、えぇ??で、出るの???
ご、ごめんよ。次は出るよ。
…しばらくすると、また電話が!(笑)
出番?出番なの?私達?
出るの?で、出る?出なきゃいけないんだよね?
友人がおそるおそる、電話を取り、当然のように電話口で名乗ります。
「ハイ、ありがとうございます。
 『さすらいの自由飛行館』でございます」

↑その名乗りに爆笑の私
電話を、おっちゃんに渡した友人は、
思いっきり、笑いをこらえている顔。
一気に笑いはじけるので、どうしたの?と聞くと…
「電話…とったら…いきなり
 
『おぉ!浮浪者居るかっ?』って言われた…」
もうダメです。限界です。
ここで噴いていいですか?
おっちゃんの友達のようです…。
なんなんでしょう!このワイルドな接客業は(笑)
あまりに、悪気もないので、もう居心地がいいくらいです。

3日目、もうすっかり馴染んじゃってます。私達。
電話が鳴ったって…
「今度は私が出るから、おっちゃん呼んできて」
と、分担制で手際のいいこと(笑)
3日目には、3人組の女の子がもう一組居ました。
当然のように電話に出る私達に、目を丸くしています。(当たり前だ)
そんな彼女らに対して、もう、すでに優越感すら感じている私達は
立派にさすらいの自由飛行人なのかもしれません(笑)
さて、彼女達、3人組だったのに、夕飯には2人しか来ませんでした。
あれ?
「ゴメンネ。ちょっと叱り過ぎちゃったカナ?」
↑おっちゃんが女の子二人に話しかけている
「いいんですよ〜、本人が悪いんですから。
 子供みたいに拗ねてるんですから、ほっとけばいいんです」
↑シビアな女の子
聞けば、こっそり公衆電話をタダで使ったそうで…。
(裏のカギを使えばできるんだってね。ふ〜ん)
それを見つけたおっちゃんが、その娘を叱り飛ばしたそうです。
「やっていい事と悪いことがあるだろう!!」って(笑)
↑お父さんかい?
もう可笑しくて可笑しくて。
夕飯は、お魚のから揚げだった気がします。(甘辛になってたかな〜?)
「骨まで食べれるからね」と言い残して出て行くおっちゃん。
で、でもこの骨が(笑)固いんだよ〜、食べれないよ〜…でも…
「食べなかったらまた怒られちゃうよね?」
そ、そうだね。
隣のテーブルに居た女の子達とも結託して、(その頃には3人に増えてたよ)
友人が「私、そこで見張るから」と、ドア付近で見張り役を務め
ティッシュティッシュ!と、食べ切れなかった骨を
そぉっとティッシュに包んで捨てる私達(笑)
もう、ここまで来ると、修学旅行のおかしさです。

夕飯後、そ知らぬ顔をして、おっちゃんと語り合っちゃいました(笑)
「さすらいの自由飛行館」は、さだまさし命名なんだそうです。
初代オーナーが、さだまさしバックバンドだったんだって。
…なんか納得(笑)
2泊以上してくれたお客さんには書いてもらってるんだよ〜
という芳名帳に記録を残し、ついに次の日は最終日。

もう、スクールはないので、裏のゲレンデに初挑戦しました。
夜、吹雪があったので、ゲレンデはまっさらな新雪です!
が。この時点で私…肋骨をどうやら折っていたようで(笑)
↑前日のスクール最終日に、上のコースまで連れて行かれてこけた
何本か滑った後、友人が滑るのを見て…
それから、ちょっと早いけど、ペンションに着替えに帰りました。
もう、チェックアウトはしてあるから、
着替えの場所だけ借りる予定だったんだけど…
おっちゃんが、
「何?もう戻ってきちゃったのかい?
 よかったら風呂入っていきなよ
と言ってくれたので、お風呂に入らせてもらいました。
私は。←お風呂が二つあったので、いつも別々にノンビリ入ってたの
友人は…
「私達帰っちゃったらさ…手伝う人居ないじゃん?
 そう思ったら、思わず、
  お風呂の掃除までしてきちゃったよ」

あんた…遅いと思ったら、そんな事してたのね
大爆笑でした。

なんでこんなに鮮明に覚えているのかって言ったら…
楽しかったからなんですよね〜(笑)
あまりにも、ワイルドな宿で。
呆れるを通り越して、面白すぎたんです。
そんな「さすらいの自由飛行館」のHPをさっき見つけました。
今はもう、オーナーが変ってしまったようです。
おっちゃんは、ドコへ行ってしまったのかな。さすらい人になったのかな。
でも、今のオーナーも、けっこうファンキーなようですけど…
(伝統か?)
料理も相変わらず多いみたいだけど…。
なんか懐かしい記憶でした。

さて、どこのペンションにしようかなっ♪


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