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2004年03月01日(月) 月初、週明け、年度末

先日の雨上がりに春一番が吹いてからは、涙と鼻水で辛い毎日。
冷夏の影響はどこへやら、スギ花粉の飛散っぷりは年を追う毎に強まっているように思う。
少し前から一日一本インターバランスを飲んでいるのだが、効いている風でもない。
所詮は無駄な抵抗だ。


月初、週明け、年度末。
やる気はあるのに体があまりいうことをきかない。

就業後にお茶の時間があるのだが、今日は貰い物の吟醸カステラ「蔵出し」とコーヒーでのんびり。
日本酒を含んだ、柔らかな純白のカステラ。暗赤色の大納言と、色も味も合っていて、旨い。
一日の疲れが少しだけ薄れていく。

ふと、家族に言われた言葉が頭を過る。

『お前が入った後のトイレは餡子臭い』

餡子でもどうでもいいが、甘い臭いはある意味考え物だ。
血液検査を受ければ原因が判明するかも知れない。
花粉アレルギーの薬も欲しいことだし、有休はまだまだ残っている。
ここらで一度病院でも行ってみるか。
それならついでに眼科で定期検査も受けておきたいし、いい加減髪も切りたい。
今月中旬に行く先のホテル予約も済ませないと。
そうだ、姉のPCを楽しい状況にしてくれているウイルスもどうにかしなければ。
一日で終わるだろうか。半分できれば良い方か?


「すみませんが、今月のうち一日、適当に有休入れさせてください」
「じゃ、明日ね」


脊髄反射で「はい」と言ったが、保険証は更新手続きのため提出したまま。
何のために有休をもらったんだか。


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