いつしか甘くやさしい声で近づいて
あたしはキミなしではいられなくなった
それでもキミは声も出さずに離れていくから
あたしはどうすればいいのかわからないよ
いつからこんなに小さくなった?
いつからこんなに弱くなった?
キミはあたしをその大きな手で包んでいてくれていたんだ
だからあたしは安心して我が侭に振る舞えたのに
キミの苦しみをわかってあげたかった
それでもキミはあたしには目隠しをする
きっと不安にさせたくないからでしょう
あたしはキミの苦しみをわかってあげたかった
あたしの腕
あたしの手
あたしの肩
脚
髪
あなたに逢うまで
こんなに小さいなんて 思ったことなかった
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