**Secret**..miho
*急変><!!
2009年07月31日(金)
昨夜、夜中に急変してしまって、
本当は午後からの外来だったけど、
急遽、朝一で病院へ行きました

昨日は限界ギリギリを感じていて、
今日の外来では、様子見だけでは
終わらないだろうと思っていたけど…

全く予期せぬ急変で、
とても衝撃的でした(>_<)

どんどん深刻になっていくよ…


昨夜はまた私の悪い癖が現われて、
夜遅くまで延々とモヤモヤ考え事

昨夜の妄想の中で、
私は入院していました。
主に手術後の私を、
まるでイメトレみたいに、
ずっと想像していました。

時には胸が痛んで辛くて泣きそうになったり、
大好きな人がお見舞いに来てくれて喜んだり…

ベッドの上で仰向けで、
電気も消さずに延々と…

気づいたら2時を過ぎていて、
ヤバいと思って無理やり就寝

そして、ハッと目が覚めた
7時前まで約4時間の間に、
急変事件は起こったのです

なんか胸元あたりが湿っぽい…

もしかしてヨダレを垂らして寝てた

いや、それにしてはグッチョリすぎる

もしかして寝ながら嘔吐しちゃった

とっさに手で触って確かめてみると、赤い

と…吐血?!Σ(・д・;)
それにしては真っ赤じゃないけど…

慌てて飛び起きて鏡を見てみると…

もしや…物凄く不吉な嫌な予感。。(・−・||)

すぐさま患部を見ると、
ひゃああ〜〜〜(T△T||)

寝ている間に患部から、
赤い血の混じった膿が
大量に出ちゃっていました

ブラにもキャミにもパジャマにもお布団にも…
物凄くおぞましい状態になっていました(>o<)

もう大パニックです

熟睡していたのか、ちっとも気づかなかったよ…

キャミの血痕を見てみると、
どうやら昨夜は無意識に
うつ伏せで寝ちゃったらしく、
それで患部が圧迫されて
破れて中身が出ちゃったみたい

ううぅ…
想像しただけでも恐ろしい

先週の外来で、注射で膿を抜いた時の
針穴から一気に溢れ出ちゃったのかな…

もしその針穴がなかったら、
破裂していたのかと思うと、
とっても恐怖になりました(>_<)

その時は15ccくらいしか採取できなかったけど、
今日の残骸を見てみると50ccくらいあるような

たったの1週間ぽっちで、
こんなにも増えていたんだぁ(。>o<。)
めちゃめちゃ恐ろしすぎるよぅ…
やっぱりどんどん増えていくんだね

それでね、辺りの下着とかが、
薄い赤色に染まっているのを見て、
ガクガク怯えてしまった一方で、

もしかして、これで、
刺したり切ったりしなくても、
全て膿が出たのではっ

なんて淡い期待も抱いたりして…

でも、何よりもまず急遽、
患部を消毒して貰わなきゃと、
まだ朝の7時だったので、
とりあえず救急にお電話

すると、受付の人が出て、
外科医に代わって貰ったけど、
「乳腺の事は僕には解りません」って…
外科は外科でも、乳腺外科は
特殊な分野だもんねぇ( ̄〜 ̄;)

それで、結局、9時からの外来で、
いつもの鬼主治医に診て貰う事に…

本当は午後から外来だったけど、
急遽、朝に入らせて貰いました。。
それでも1時間くらい待ったけど

その前に職場に遅刻の連絡を…
とても親切そうな上司が出て、
とても心配して下さりました

それで余計に罪悪感を感じたよ…
今日だけならまだ良かったけど、
今後の事も考えたら心苦しくて

「欠勤」にはせずに「遅刻」として、
午後から頑張って行く事にしました。

一人で病院に行って、
終わったらお仕事へ…

私、どんだけ強い人間なんだろう。。

強い?強いの?本当に強いのかな…
ただ意地を張っているだけみたい…

そこまで必死に心身を尽くして消耗させて、
頑張らなくちゃいけない理由が解らないよ…

負けるわけにはいかないんだって、
常に自分にムチ打って頑張ってる。

そこまで頑張らないと、
後悔してしまいそうで、
居ても立っても居られないの。

待合室でね、猛暑にバテて
キティちゃんのマイうちわで
パタパタ仰いで涼んでいたら、
お隣のおばあちゃんが私に、
「可愛いうちわね♡」と話し掛けてきました。

笑顔が素敵な元気そうな、
オシャレなおばあちゃん。

笑顔で自分の病気について語り始めました。

「来月の13日で切除して1年になるのよ。」

あぁ…おばあちゃん、乳癌だったんだ(>_<)

自分の左胸を指さして、
「この胸は偽物なのよ。」
頭の黒い帽子を脱いで、
「坊主みたいな髪型でしょ。」

今も定期的に長い点滴をしに、
通院し続けているみたいです。

私の事は何にも聞かれずに、
私は聞いていただけだけど、
おばあちゃんの明るく前向きな姿に
心を打たれて泣きそうになりました。

今、こうしておばあちゃんが
元気いっぱいで居られているのは、
その笑顔のおかげなんだなぁって…

心から素敵な笑顔になれるまでは、
とても苦しい道のりだったと思う。
それでも、その先に笑顔になれる
日が待っているなら頑張れるよね☆

おばあちゃんの方が先に呼ばれて、
颯爽と診察室へ向かって行きました。
その後、会う事はなかったけれど、
勇気を分けて貰えて嬉しかったです。

そして、ついに私の順番が…

やっぱり今日も診察室ではなく処置室へ…

てっきり消毒されるだけかと
勝手に良いように想像していたら、
待ち受けていたのは生き地獄

考えが甘すぎた…

今日の看護師さんは新人さんみたいで、
ぎこちなく慣れない対応で鬼主治医もピリピリ
私もビクビクでした(*>_<*)

処置室に入るなり、
鬼「横になるように。」
看「ベッドに横になって下さい。」
私「え…脱がないんですか?」
・・・
鬼「上は取って貰って。」
看「あ、上は脱いで下さい。」
私「え…カーテンは??」
・・・
看「あ、すみません、どうぞー」
カーテンは引いてくれたけど、
脱衣カゴがなくてアタフタ(-.-;)

鬼主治医はイライラした様子で、
看護師さんがベッドを上げる前に、
自らベッドを上げて強引に触診

実は、ガーゼがなくて、
お化粧用のコットンを
患部に当てていたら、
見事に引っ付いちゃって、
取ったら痛い状態に(T△T||)

それでもさすがは鬼主治医。。
容赦なくベリッと剥ぎ取り、
「うーん…まだ膿が残ってますねぇ。」
と言いながら強引に絞り出された

今回も「痛い!痛い!」と泣き叫びながら、
「うーん、うーん、」って唸っていました
看護師さんが「我慢してね。」と言ってた。

そして、その後、
麻酔の注射をしたかどうかも解らない状態で、
「この針穴だと小さそうだなぁ…」と言って、

ザクリっっ

ぎゃあーーーー

ヒドイ…(T△T||)
いきなり切られました

もう患部の痛点がおかしくなっていて、
何が何だか解らなくて超パニック状態(>_<)

何をされているのかさえ解らないまま、
「はい、終わりました。」と言われて、
看護師さんがガーゼを貼ってくれたけど、
下手っぴすぎて取れそうで怖かったよ…

その後も痛みとショックで呆然としていたら、
鬼主治医は黙々と電子カルテを入力しながら、
「しばらく毎日頑張って洗浄しに来て下さい。
膿がなくなって2−3日すれば痛みも治まるでしょう。
痛み止めを出しておきます。」とだけ言った。

結局、毎日通院する事になっちゃった(T_T)
結局、逃れられない運命だったんだね…

今日も詳しい説明はありませんでした
本当に患部しか診てくれないんだなぁ…
内科系の事は一切ノータッチなんだね。。
貧血気味だから、少し心配なんだけど…

それは次回の神経内科の主治医に
相談するしかないのかなぁ(-ω-;)

痛みが治まったら治るって事なのかな…

なぜか今日は抗生剤を処方されなかったけど、
飲まなくても良かったのかなぁ(・−・;)
もう本当にサッパリわけが解らないよぅ…

早くこの苦悩から解放されたい(*ノ_;)

病院の用事が終わった後は、ゆっくりと
ご飯を食べながら心を落ち着かせました。
サッパリとぶっかけうどんを食べました。

このまま帰宅して休養した方が良いのか
悩んだけど、お仕事をお休みする事は、
色々と精神的ダメージが大きすぎるので、
心を鬼にしてお仕事モードに切り替えた。

それに、お仕事をしている方が、
気分転換をする事ができて良いから…
今日もショックが大きすぎたよ

午後からお仕事に行く事がないので、
そわそわ違和感で落ち着かなかったけど、
お仕事モードにさえ入ったら大丈夫。

病気の事も忘れられて頑張れるよ。

周りの元気な人たちを見ていても、
もう羨ましいとか思わなくなってきた。
そんなの不毛な事に過ぎないから…

ただ、今日、病院へ行って遅刻した事で、
上司に心配そうに「大丈夫?」と言われて、
その不安げな表情が哀しくなりました(・・、)

大丈夫じゃない自分が
罪悪感でいっぱいになる。

どうして大丈夫じゃないんだろうって、
自分を思いっきり責めちゃうから(_ _。)

上司が私にお仕事を頼む時も
「本当に頼んでも良いん?」と
尋ねられて心が痛みました…

職場に居たらお仕事して当たり前。
それは義務でもあるのに…

私、このままだと厄介者になっちゃう…
ただの足手まといでしかないよぅ(*>_<*)

お仕事が終わってから、
今日お電話で対応して下さった
上司に一言伝えねばと、
思い切ってお話する事にしました。

今後も連絡するたびに心配されてしまうのは、
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだから…
事情を知っていた方が安心して貰えるかな…

簡単にザッと説明しただけなのに、最後、
「しばらく早退や遅刻などをする事が多くて、
ご迷惑を掛けてしまうかもしれません…」
と言った途端に涙がボロボロ流れてきて、
本当に自分は何なんだろうと歯痒くなったよ

親身に聞いて下さっていた上司の表情が
どんどん強張っていくのが分かりました。
生々しい外科的なお話だから当然だよね…

外科系は血生臭いから、
痛みも直に伝わるよね…
その点では有難いです。
ちゃんと相手に解って貰えるから。

内科系の病気は、例えば、
「神経が筋肉に伝わりにくいから、
とても疲れ易いんです…」
と言っても「?」って感じだよね…

目に見えたり想像できたりする事でしか、
やっぱり共感や理解は得られにくいから…

今日、上司にお話をしながら
思わず泣いてしまったのは、
罪悪感の事だけではなかった。

今日のお話の内容は今の乳腺症についてで、
私は上司に「治る病気だから大丈夫です!」と
安心して貰えるように必死になっていたけど、
心の片隅で、本当は治らない難病も患っていて、
それは絶対にお話できないんだという辛さと
哀しみも一緒に感じてしまったからです(・・、)

上司は優しく寛大に受け止めて下さって、
「解った。上の上司に伝言しておくね。」と
冷静に対処して貰えてホッとした一方で、
実は難病という隠し事をしている事に対して、
解って貰えない苦しみと孤独感も感じた。

こうして、正直に打ち明けて、
相手に受け入れて貰える事で
どんなに心が軽くなるのかを実感
したからこそ哀しくなったの

やっぱり難病は別物で曲者なんだ…

私は、上司たちの厚意に対して、
どれくらい応える事ができるのかな…
少しでも早く復活しなくちゃと、
焦る気持ちが増すばかりだよぅ(>_<)

フラフラでおうちに帰宅しました

今朝の残骸たちですが、
ブラとパジャマは、ママが
浸け置き洗いをしてくれて、
何とか綺麗になっていたけど、
最も無残になったキャミは、
ゴミ箱にポイされたみたい…

そして、夜シャワーを浴びていたら、
またガーゼが濡れて取れてしまって、
患部の切り口から赤く白く濁った液体が、
ジワジワしたたり落ちてきましたΣ(・д・;)

ヤバいっ!!(>〜<*)

すぐに余りのガーゼを当てて凌いだけど、
すっかり全体に浸み込んでしまって、
また今夜も悲惨な事にならなければ良いけど…

また明日も痛い思いを
しなくちゃいけないのか…
何かのお仕置きなのかな…

心身がもたないよ…
でも頑張らなきゃ…

今後の事を考えると不安だよぅ

とりあえず…
明日も朝早いので、
早寝しなくちゃ
m a i l



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