新月の夜に約束しよう
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トミタさんはキャンプに行きたがっている。 道具は何も持っていない。 「何でも借りられますよ」 何日か前に、私はお勧めのキャンプ場をいくつか教えておいた。 どうやら、トミタさんの彼氏と、トミタさんの妹夫婦の四人で行くつもりでいるらしい。 最初からハードルが高いのは大変なのでコテージを借りて、という話に落ち着いたようだ。 「ねえ、教えてもらったキャンプ場って、トイレきれい?」 私は笑った。心配する気持ちもわかるが、最近は不快な思いをする方が珍しい。 ↑投票ボタンです
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