というワケで3週間ぶりの全休日。 何だか知らんが辞書に追加したり学習させたりした分が全部消えてしまった。何が起こりやがったんですかねいったい。と技術者とはとても思えぬ事を書いておるがやはり人には得手不得手というモノがあるので仕方が無い。世の中にはドライバの構造は解説できてもExcelのマクロをひとつも知らんなどというヤツもおるものなのだ。もっともこれもワシだが。
というワケで桜木町へ。と思ったけどその前に警察へ出頭。とうとうあの事や例の事で自首したのかというとそうではなく更新した免許の受け取り。今回からチップ入りの新免許。見た目は本籍が記載されてなくて写真の脇に埋め込まれたチップの部分がちょっと膨らんでいるくらいの差。写真がいやに馬鹿面なのは警察の落ち度では多分、ない。馬鹿面で悪かったな。くそ。古い免許に穴を開けて貰って帰る。集めておくとだんだん髪が少なくなってくる様がわかって大変に面白い。いや面白くはないか。5枚集めると金の免許に変わるなどと言う事もないがしっかり金である。30年以上無事故無検挙じゃ。何かくれ。
いよいよ、という程でもないが根岸線で桜木町へ。クイーンズスクエアを抜けてパシフィコへ。少し時間が早かったのでウィンドウショッピングでも、と思ったのだがワシが欲しがるようなモノは何も無かった。LLビーンとエディバウア、ティンバーランドあたりがちょっと気になったくらい。相変わらずティファニーの向かいはマックでこれはどんなモンですかね。オシャレなショッピングモールがものすごく安っぽく見えてしまうんですが。
到着したらまず一服。ここは外とは言え灰皿がしっかり並んでいて大変に文化的かつ心休まる景観。日本の伝統である喫煙行為を一時の流行などで廃れさせてはならぬ。と、やたら前置きが長いがこれはメインのイベントがイマイチだった事を示す。だってさあ、ボート業界なんてそうそう大きな変化なんてないじゃんよ。その地味な変化の中でも一番気になっていた新サンキャットを見るべくニッサンマリンのブースへ。ハルは見た目あまり変わらず。でもエンジンが1基しか積めないってのはどうかね。中に入ってびっくり。実に豪華。再販に賭けるニッサンのやる気を感じるが少々やり過ぎた感も否めないと言うのが正直な感想。あと後斜しているマスト灯はちょと失敗。キャスティングの邪魔。それでも居住空間はメチャ広いし艇内の移動もしやすいしトイレも広いしストレージも増えたし走りは多分良いだろうし(悪くなっている事はあるまい)それであの値段なら良い出来と言って良いのだろう。釣りだけだとちょっとどうかねえ、とワシが思うだけで。できれば来年は7で釣りに特化した艤装のヤツを見てみたいかな、みたいな。
次にヤマハのFR−23。ちょっと古めのデザインが実にカッコイイ。艇内も広くとても23とは思えない居住性。デッキもしっかり確保してあるし乗った感じはワンサイズ上と比較しても見劣りしない。もっとも値段もワンサイズ上の感があるがこれはワシが貧乏過ぎるだけであろう。馬鹿面の上に貧乏で悪かったな。くそ。
最後にヤンマーのHunt24。いつもながらカユイところに手が届く船を作っている。リアドアはどうかなと思ったがそれ以外は文句なし。でもサルパやトップランとの差別化はどうするんでしょうね。割と微妙な気が。
というワケでこの不況下に何故かクルーザー方面に振った艇が多かったのが気になるところではあったがまあメーカーには勝算はあるのだろう。無かったりして。正直、簡易キャビン付Jackみたいなのを期待してたんだけどそういうモノはなかったです。もしかするとワシのセンスがズレているといういつものパターンなのかもね。
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