「四十七人目の男」スティーブン・ハンター著を読了。 ううむ・・・まあねえ、例えば日本人の小説にもこんなヤツぜって〜いねえだろという外国人が出てくる事が珍しくないけど、やっぱぜって〜こんなヤツはいねえよなあ。元々設定に少々特異な感のある作者だけど、これはどうよ。それとも日本のイメージって言うのはこういうモノなのかねえ。正直、これは日本語訳すべきではなかったのではないかと。あ。まさか訳の問題なんて事はないよなあ。カワサキのバイクが22R−400とかになってたし。あれは誤植かねえ。誤植も何ヶ所かあったからなあ。そもそもZZR−400自体、出版された2007年にはもう生産されてなかったし、最終形には赤はなかったし。1400の間違いなんじゃないのかなあ。 とまあ、色々と疑問な点が多い本でありました。正直、S・ハンターらしさがあまり感じられなかったというかイマイチ入り込めないというか違和感たっぷりというか。そういう設定の小説だと言われてしまえばそれまでですけどね。
ついで、ではないけど「銀齢の果て」筒井康隆著を読了。読みながら、筒井大先生もしかしてお怒りなのかと思ってしまった一冊。そう思わせるのがワザだとしたら、やられたと言うしかない。なんかこう、最後のひねりが無さ過ぎると言うか。らしくないというか。その辺、気分がストレートに出てしまったのではないかと感じたんですが私の勘違いでしょうか。いずれにせよ、これは読まねばイケマセン。
追記。引用は http://mainichi.jp/select/today/news/20080918k0000m040038000c.html より。
要はタバコの値上げというか増税の算段なんですが、 「 たばこが1箱1000円になった場合、税収は今後10年で約9兆円の増加が見込めるとの試算を、厚生労働省の研究班(主任研究者・高橋裕子奈良女子大教授)が17日公表した。たばこ値上げと税収を巡っては、禁煙する人も増えるため増収につながらないとの意見もあるが、研究班は「多くの喫煙者はやめたくてもやめられず、値上げすればするだけ税収アップになる」と予測している。」 なのだそうであります。これが正論だとすると、辞民党の言ってる健康のために増税云々というのは成り立たない、と言う事で良いのでしょうかね。ま、どっちにしろ上げるんだろうけどさ。なんか弱みにつけ込まれてるみたいで感じ悪いね。覚せい剤とかを資金源にしてる893と一緒じゃん。
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