白馬鹿日記

2008年02月28日(木) ボート整備

久々の全休日。掃除もせにゃならんし洗濯物もたまっているがそれらには目をつぶってボートのメンテに。言ってみれば心の洗濯。ンなモンで綺麗になるような生易しいヨゴレ具合ではないのだが。(笑)

ドライバー&パッセンジャーシート前部の掃除と天板貼り。これだけで1日かかった。ま、仕方ないのよね。ボートの上で座ってボーっとしていると、それだけで楽しいんだもの。たとえ桟橋に係留したままでも。(笑)

ボートといえばイージス艦と漁船の事故、痛ましい限りであります。漁船に乗船されていた方々とそのご家族には誠にお気の毒とお見舞い申し上げます。これを他山の石とせず、安全運行に努めたいと思います。
でも、ですね。真相はどうなんでしょうか。何だか最初からイージス艦が悪いという結論ありきで議論されているような気がするんですが、それだけでいいのかな、と。報道を前提にすれば航路としては行き会いだったようなので、これは双方に回避義務があるワケで。右に転回して避けるという事がさかんに言われておりこれは確かに正しいのだけど、回避行動は「充分余裕のある時期に」「他の船舶が容易に認められるよう大幅に」という前提があるワケです。そういう意味では直前まで自動操舵にしていたイージス艦の責は免れないけれど、漁船(団)のほうはどうだったのかな、と。
湾内を田舟で航行していると、こういうケースや時にはこちらに優先権があるようなケースでも、避けるのはだいたい小さいほうです。何故かと言えば事故になったらどっちが悪かろうと死ぬのは小さいほうだから。この辺はバイクと車の関係に似ているかも。それを知ってか知らずか、大型のプレジャーや漁船はまあ避けませんね。左から目の前を横切られてあわてて機関停止、というはすでに何度か経験しております。だから漁船(団)が一方的に避けるべきだったとは言わんですけど、実際に接触するまで接近してしまった責は漁船(団)にもあるのではないかな、と思うワケで。だいたい、そこまで寄ったらイージス艦みたいな大型船が回避行動なんて物理的に不可能なワケで、目の前で巡航速度から急転進なんてされたら例えばウチの田舟なら曳波だけで転覆しかねないぞ、と。ましてや船団相手では他の船にぶつかる可能性もあったワケだしね。
東京湾しか知らない駆け出し船長がそういう事を言うとは片腹痛いと仰る方がまず50000人はいるのでしょうが、海難事故と航空事故は次に同じ事を起こさないようにするのが最優先。結論を出す前に全ての可能性をちゃんと調べて欲しいなあと思って書いてしまった次第でありました。


 < 過去  もくじ  未来 >


うるま [MAIL]

My追加