風邪だけど上京。11時新宿待ち合わせ。9:58の湘南新宿ラインに乗るために9時起き。早過ぎる。鼻水は止まったものの喉ガラガラの上に軽い頭痛さらに寝不足。ちなみに寝たのは5時半。今日の芝居は友人の友人が出演するというだけなのでバックレようかとも思ったが寝てても治らんだろうから行く事にした次第。客先に不在メールを出して出発。3歩歩いたところで眩暈を感じバス停へ向う。徒歩15分弱の道程をバスに乗るとは情けないが仕方がない。こういうコンディションで仕事サボって遊びに行こうと言うのであるからこれはもう意地でも遊び切らねばならん。そのために体力温存は必須である。 電車内でオバハンの群れに囲まれる。変な臭いの香水を使ってるヤツがいるのかはたまた数人分が混ざってこうなるのかわからんが実に臭い。何かのグループらしく駅で停まる毎に中間が増えて行く。その分臭いも強烈になる。大崎到着前にとうとう胃が音を上げ始めた。遅刻するかも知らんがいっぺん降りて呼吸を整えないと破綻のゲロ男と化すのが必至という状態。信号待ちなどと呑気に停まっている電車を呪いつつ必至に耐える。到着と共に外に飛び出して深呼吸。いやあ、東京の空気は旨えなあ。オバハン連中がここで降りたので車内に戻る。まだ臭いが何とか我慢できた。オバサマは好きだがオバハンは嫌いなのだよワシは。わかるよね。この違い。
アルタ前でオバいや御姉様2人と待ち合わせ。どちらも子持ち主婦うちひとりはダンナとも知り合いなので下心は全く無し。てかワシは安全牌なのかね。先に昼飯と言う事でファミレスに入る。胃に優しそうな雑炊などを食いつつコーヒーをガブ飲みする。矛盾しているようだが本人にとっては至って理に適った選択。鼻も喉もアカンので味も香りもわからんがさっきの香水よりはマシな感じであった。時間になったので店を出て2丁目を抜けて劇場へ向う。まだ昼過ぎというのに既にそういう気配のオニイサン達が何人もいたが、オバいや御姉様2人に連れられた(風邪で)涙目のスキンヘッドのオッサンというのは彼らの目にはどう映るのだろうかねえなどと考察しながら歩く。(笑) ってここまでがこんなに長いのはね、芝居についてあんまり書く事がないのよ。ベテランばかりのグループなので安心して観ていられるし、実際皆すごく上手だった上に女優さん達も綺麗どころが揃ってたし。でも本はどうかなあ、と。時代物の設定で勧善懲悪系なんだけどややオシで2時間弱の長丁場休憩無しで演るにはちょっと平板過ぎるかなあと。1時間にまとめてくれてれば水戸黄門だと思って観てられるけど、逆に水戸黄門がいつもの内容で2時間になったらどうなるか、という事ですな。しかも実は悪い人が誰もいなくてちょっとした出来心や欲張りが原因だったとなっては最後のシメもつかんし。究極のハッピーエンドを求めたのかもしれないけどだったらもうちょっと、そこに至るまでの心理的な部分を見せてくれないと話の中心が単なる未遂事件になってしまって盛り上がりようがないんですけどね。 ま、評論するのは簡単だからね。お疲れ様でありました。
終了後、ひとりでハンズと紀伊国屋を見に行く。いやあ、でっけえなあ。横浜とは違うなあ。こういうのが大船にできないかなあ。できるワケがないよなあ。ハンズは藤沢を閉めたばっかりだもんなあ。本屋だけでも来ねえかなあ。 帰りも湘南新宿ライン。実に便利。でもやっぱり遠い。ウドンを食って帰りすぐ寝るつもりだったのに寝たのは5時。これじゃ風邪が治るワケないね。
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