白馬鹿日記

2006年07月25日(火) 体罰万歳

オテル・ドゥ・ミクニの三国社長が書類送検された。容疑は傷害。仕事中に社員を殴ったそうで、ささいな事件?のせいかどこもベタ記事扱い。なのに何で気になったかと言うと、これが体罰だったからだ。このケースがどういう状況だったのかは知らないけど、体罰=傷害という事は今や社会の常識なワケで、三国氏だけが知らなかったという事はないだろうから承知の上で手が出てしまうくらい腹が立った、という事なんだろう。ちなみに元コックという立場で言わせて貰うと、俺がいた頃は料理関係者の現場での体罰はさほど珍しいものではなかった。

でさ、体罰ってそんなにイカン事かねえ。今まで色んな仕事をしてきたけど、隙を見てはサボろうとするヤツ、上司の指示を無視して失敗しても反省しないヤツ、遅刻してきて詫びも入れないヤツ、そんな馬鹿な生き物がどこにでもいた。自分が経営者になった時もいたけど、じゃあそういう役立たず共をどう処罰するかと言うとなかなか手ごろな方法がなかったりする。ボーナスの査定を下げたりしても、それを自分のせいだと思うような殊勝なヤツなら最初から真面目に仕事くらいする。実際、俺が毎月200時間という馬鹿残業をしていた時期に手前のミスのフォロー以外に一切残業してないヤツが俺とボーナスの額を比べて吐かしたのが「いいなあ、うるまさんは社長に気に入られてるから」。あの時俺が金属バットだの5番アイアンだのを持っていたら今ごろはまだ刑務所だ。というワケで自分に非があるという意識すらない馬鹿に思い知らせるのに体罰というのは実に効果的な方法だと思うんだがどうよ。

問題は相手が餓鬼の時である。体罰と称して虐待をする馬鹿サド親が後を絶たないのは実に痛ましくかつ腹立たしい。一線を越えてしまった時にそれをいつ誰がどうやって把握するかというのが難しい。しかし減俸馘首謹慎左遷などの罰則を適用しにくいてかできない餓鬼にこそ体罰が有効なのは以前の戸塚ヨットスクールで証明されている。そのために何ができるかといえば餓鬼への暴力行為を厳罰にする事と餓鬼の犯罪で親を罰するくらいのモンだろう。そりゃ厳しすぎると思われるかも知れんけど、手前の餓鬼を叱れないヤツは餓鬼など作るべきではないのだ。本来なら常識だの良心だのというモノで行う事を法制化するなど言ってみれば国の恥。手前ら馬鹿親共のおかげで餓鬼のいない俺まで外国人から馬鹿だと思われるのだああ恥ずかしい。厳しいなどと言うヤツは今すぐその辺に投棄されたかわいそうなワニガメに食われて死ぬが良い。

学校とかでもどんどん体罰やりゃいいのよ。いくら餓鬼共とはいえ何十人もの目があるワケで、下手な事はできない。もしくはやりにくい。親が文句を言ったらじゃあ授業中くらい大人しくしてるように家庭で教えとけ、と言えばいいのだ。もちろん、その分教師にもそれなりの資質と勉強、そしてむしろ忍耐を要求されるだろうがそっちは仕事だ。イヤなら辞めてしまえ。キッチリできれば学級崩壊も減る。街中で不愉快な餓鬼を蹴飛ばす手間も省ける。バイクに悪戯する馬鹿も減るだろう。もしかしたら家に火を点けたり親を刺したりする犯罪者も減るかも知れん。良い事ばかりじゃ。もう、一刻も早くやった方がいいと思うんだがねえ。どうです。体罰健全化法。やりませんか。


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うるま [MAIL]

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