今日は深川の本祭り。三年に一度のお楽しみ、だが三年に一日だけ我が家の立地が観光地になるという事でもある。これがまた実にウザイ。いや、もちろん、祭りが好きで神輿が好きで深川の本祭りと聞いたら血が騒いで行かずにはいられない、という人なら大歓迎なのだが、とりあえず有名だから写真撮っとこうか、みたいなヤツらの何と多い事か。それが趣味なんだから仕方がねえ、と言うかもしれん。その通りである。何が腹立つって実にマナーの悪いのが多いんだよねえ。神輿の進路を塞ぐ。それも脚立を立てて退かない。ゴミはもちろん捨て放題。まあこれはただの見物客も同じなのだが、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの法則によりやはり腹を立てねばならん。警官が下がれと言っても一瞬下がるだけでまたジリジリとニジリ出てくる。何だいったい。突撃レポーターにでもなったつもりか。おかげで写真馬鹿共のすき間を神輿が避けて通るという実に興醒めの現象が生じた。ンなナサケナイ神輿を見に来たわけじゃねえだろお前ら、と思うのだがそう言う事はどうでもいいらしい。まあ、写真じゃわからんもんな。次回はもうちょっと、その辺を考えて頂きたいと思うのだがどうだろうか。 それ以外は相変わらずの盛り上がり。今や(前からか)名所となった佐賀町のトラック前では水掛祭りの面目躍如で、だからこそ写真馬鹿共が大量発生したのだろうが、それさえなければ文句なしの迫力。神輿のあい間には観光客も次々と餌食になり、もちろん狙われるのは若いオネーチャンであり一時はスケスケTシャツコンテストの様相を示したりして盛り上がりに拍車を掛けた。こういう事はもちろん、どんどんやって頂きたい。
しかしまあ、三年に一度でこれだけ腹が立つんだからなあ、観光地に住んでる人達はどれだけ不愉快な日々を送っている事か。ご同情申し上げると共に自分の振舞いも気をつけねえとなあ、などと神妙に考えてしまった一日であった。 忘れるなよ>俺。
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