久しぶりにバイクの散歩。最近はなぜか妙に早寝早起きで、早寝はもう10時過ぎには寝てしまうし早起きも朝3時だの4時だのとかなり極端。そんな時間に起きてもやる事もなけりゃ行くところもない、というワケで雨も降らなそうだしウロウロしに出発。秩父方面、とだけ決めてあとは成り行き任せ。道に迷うのもまた良しという事で地図は持たない。大丈夫かな。 中央通りを上野方面に向かい、秋葉原の手前で左折。すぐ右折してまた左折、で右折と。無事17号に乗った、のだがいつの間にか本郷通りなどと名前が変わっておる。そういうモンなのかね、246も青山通りだったり玉川通りだったりするし。ん?122号?何ですかそれは?案内板には十条赤羽川口などという文字が並んでおり、これはもう明らかに違う道。くそ。都内を出る前にもう迷った。17号は熊谷方面だからもっと北のほう、つまりどっか適当に左に曲がればぶつかるハズ、というだけの根拠で行方不明の17号線を探す。と、これが何とあっさり発見。やっぱりワシは天才じゃあ、などとワメキつつゲラゲラ笑う。ヘルメットから声が漏れていたら完全にデムパ系。もちろん、受信しているのはGPSの電波だ。 その後は何事もなく熊谷に到着。警察署の交差点を左折するとこれが140号である。彩甲斐の道などと書いてあるが読み方は最下位でいいのだろうか。これが子供の名前だったら間違いなくグレてしまうところだが、この子は素直に成長し何と甲府まで伸びているらしい。きっと山深い楽しい道なのだろう、という事で目的地を甲府に変更。長瀞秩父三峰と通過し、いよいよ山道、というところでハタと気がついた。燃料がねえ。甲府まで多分60Kmくらい、ゆっくり走れば余裕だろうがそれは無理というもの。さらに幸か不幸か通行量も少なく、絶好のワインディング日和。いかんいかんと思いつつも2〜3速で高めの回転数をキープしていると、比喩でなく燃料計の針が見るみる下がってゆく。イヤな汗を掻きつつ何とか山道を抜け、やけに長くて寒いトンネルを通過。と、ここで料金所登場。何だい、有料かい。560円也を取られる。高けえなあ。少し下ったところで今度はスタンド登場。選択の余地はない。ハイオク現金満タン、というとオバちゃんがやけに不器用な手つきで給油を開始、9分目くらいではい満タンなどと抜かしよった。燃費がわからんじゃんよ、と思いつつも走りながら計算。ついでに金額も計算してみると・・・おいおい、やけに高いぞ。142円/L?!場所柄、金でも溶かし込んであるのかね。実に足元を見た単価である。こういうのはアリなんですかね、エネオスさん。 さすがにちょと疲れてきたので一宮御坂から迷わず高速。夏休みの日曜日の昼の上り、という事で渋滞を覚悟していたがほとんどガラガラ。休憩2回をはさんでも1時間とかからずに自宅に到着。空いてると飛ばさなくても早いね。それとも高級ガソリンのおかげか。(笑 しかし、色んな意味でボッタクリだったなあ、あの道は。景色はきれいだったけど、ちょとイメージダウンだねえ・・・
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