◆透明の螺旋◆

2014年10月21日(火) PlasticTree結成20周年“樹念”ツアー2014「そしてパレードは続く」2014年10月4日市川市文化会館

メンバーの地元凱旋ライブというのはどの会場も
ハッピーで素敵なもの(故郷になんとやら)ですが
今回は20年前に活動していた地元のライブハウス…は
駅前の都市開発でなくなってしまったけれど(GIOである)
当時活動していた地元の文化会館!という改まった場だったので、
いつも通りのふわふわのんびりしたMCではあったけど
「高校生の頃ここの文化会館に
 学校の鑑賞会で来たりしたけど
 まさかここで自分達がライブをやれるとは…」
(胸に手をあててジーンみたいなポーズで淡々と語る太朗さん)と
メンバーも普段よりちょっぴり背筋しゃっきり身が引き締まるというか
感激している様子が伝わってきて多幸感溢れる現場でした。

すごく個人的なハプニングとしては
人身事故に巻き込まれてしまい、かなり早く家を出たと言うのに
けっこう開場ギリギリになってしまい焦りました…。


セットリスト
SE:そしてパレードは続く

リコール
くちづけ
十字路
Sink
名前のない花
ベランダ
てふてふ

空白の日
トゥインクル
bloom
hate red, dip it.
マイム
デュエット
真っ赤な糸
そしてパレードは続く

en1
千プラのテーマ
(千川ボネットとプラスティックラヴァーズ)
少女狂想
メランコリック

en2
ロケット(限定曲)
クリーム
サイコガーデン


メンバーの衣装は
竜太朗さん:
トップスは黒と白のじんわりとした太いボーダー?みたいな
インナーに黒のロングカーデ。
ボトムスは黒の半端丈のキュロットみたいな半端丈のパンツ
足元は白靴下にT字ストラップの黒い靴

アキラさん:
トップスは白のインナーに黒のシャツ?襟なしパーカー?を羽織って腕まくり
ボトムスは黒のスキニーに足元はサンダル。

正さん:
トップスは黒地に白っぽい柄が書かれたインナーに
グレーのタータンチェックシャツ。
ボトムスは太ももにジッパーがついた黒スキニーに
足元白ラバソ(黒のf字ホール柄付き)
(関係ないがタオルが本編中ずっと下手のマイクスタンドに掛かっていた)

ケンケンさん:
トップスは白地に襟と袖元が黒の切り替えになってるBIG T
ボトムスは黒のハーフパンツにグレーの柄スキニー?レギンス?
足元はスニーカー。

→アンコール登場した後出てきたプラスティックラヴァーズの面々は
全員お揃いのグレーのツアTにサングラスにタオルで覆面状態
(後ろでストールっぽく巻いていたがリーダーはヘドバンするたびに
 タオルの結び目が前に来てしまいウォーキング草むしりスタイルになるし、
 アキラさんもタオルを首にかけてお風呂上りっぽい感じに汗)


「そしてパレードは続く」のSEに合わせてケンケンさんが
ツアータイトルとロゴが入った巨大な赤い旗を持って登場。
下手上手まんべんなく巡回してお立ち台で旗を振ってから持ち場に着く。
その間に他の三人が持ち場に登場。
反対に本編最後の「そしてパレードは続く」では、
ケンケンさんが最後に退場するという
ケンケンさんに始まってケンケンさんに終わる流れに
頼もしさを感じつつ。この演出は別に特に意味はなく
「(他の二人は楽器持つ準備あるし)ケンちゃん旗持ちなよ」
「ウィッス了解っす」って事なんだろうけど、
プラは今のみんなのものだから、
ケンケンさんがパレードの行進の先頭に立って旗を持って歩いているのを
見てなんだかとてもうれしかったのです。

ステージセットは天井からチュールのような薄幕が掛かっていて
曲ごとに左右非対称になったり微調節されてたのをずっと見ていた(汗)
てふてふの「シーツの底」の歌詞の時に太朗さんが
天井に手を伸ばしていたが確かにシーツっぽさある(カーテンぽさもあるw)
本編ラストそしてパレードは続くの時に上から
小さな電球みたいな灯りがするする降りてきて
暗闇に電球の中演奏(電球にすがるように手を伸ばす太朗さん)
上手のアキラさんが、ステージ中央で上手を向いて座ってベースを弾くリーダーと
ドラムを叩くケンケンさんとアイコンタクトを取りつつしなやかな
タンバリンをお叩き遊ばしていた。


あとはMCとか。

竜:やあやあプラスティックトゥリーでーす。
きちゃいましたね。パレードツアー市川編はじまりはじまり。

正:イエーイ!やあみんな!ここはどこだいっ?(千葉!市川!との声)
千葉県市川市でーす!
ということでパレードツアー
目玉のひとつ(笑)本日は千葉県市川市で
ライブを行ってまーす!

あの、また追々話すんですが
プラは元々千葉県市川市を中心に(笑)
活動しておりまして、
ここは青春を過ごした場所でして
ここの会場も昔から来ている場所なので
なんかこっぱずかしいですね〜。
ここでやれたらいいね〜とは思ってたんですが、
ほんと今日はありがとうございます。
とは言えまだツアーは残ってますしいつもどおり、
楽しんでいってもらいたいと思いますので
よろしくお願いいたしまーす。


竜:僕は昔ここにライブを見に来た事があって、
普通にこの辺とかも通ったり、
えっと高校生の頃に(学校の)芸術鑑賞会みたいので
バンドを見に来た事があったんですよ。
制服?僕は短ランボンタンですね…(汗)
普通に女子とかもいたんですけど、
まさかここで自分達がライブをやれるとは
胸がいっぱいですね…(胸に手を当ててじーんみたいなポーズ)

竜:高校生の頃学校で見に来た時に、
お前らは全員俺の息子と娘だ!みたいな言われて…
正:そんな事あったんだ!


正:アンコールありがとー!
(おそろいツアTにサングラス&タオル覆面で登場する4人)
(正さんがセンターポジション、ケンケンさん上手N4ギター所持
 アキラさんが下手白雪ベース所持、
 竜太朗さんが後方ドラムに座ってスティックぐるんぐるん回してた)
あの、ちょっと聞いてください。
この状況を説明させてください(笑)
あの…俺…長谷川…正です。
なんですけどぉ…あの、たまには趣味でジャズ喫茶とかでね
ジャズシンガーとして活動してるんですけどぉ…
そんで、その時のぉ…その時のステージネームを
千川ボネットと名乗っております。
それでですね…千川ボネットとして初めて音源なんかを
作って収録しまして、そんでその音源がですね
先日まで千葉テレビで放送されていました
千プラのテーマソングに決定しまして、
で、おそらく聞いた事ないって人も結構いるかと思うんですけど
聞いたことない人!あ、結構いますね(汗)しめしめ…
じゃあ今日来れた人はラッキーですね〜

で俺が歌うに当たって後ろの演奏のほうも…
彼らはプラトニックラヴァーズという名前の
三人組です!
どっかで見たことあるような感じがしなくもないですが
気のせいだと思いますので…そうなんですよね?(後ろを見て)
じゃああまり長く喋ってないでこの辺で演奏を…いいですか?
よろしくお願いします…(オフマイクで下手に一礼頷くアキラさんに似た人物)
よろしくお願いします…(オフマイクで上手に一礼頷くケンケンさんに似た人物)
よろしくお願いします…(オフマイクで後方に一礼頷く竜太朗さんに似た人物)
それでは「千プラのテーマ!」
(曲の最後でドラムに駆け寄ってドラムにマイク向けて
 竜「千プラ…」の決め台詞&靴脱いでドラム椅子に立って立ち上がってジャーン!)
ありがとうございました!
(スタコラ全力疾走で順番に袖にはけて行く四人)

竜:アンコール呼びました〜?呼ばれたので来ました
(さっきストラップうまく留まってなかったのか前来て直しながら)
アンコールありがとうございます。
えーと…胸がいっぱいで何も言う事が思いつかない…(笑)
二十年前市川のライブハウスで活動してて
二十年後まさかここの文化会館でライブがやれるとは…。
今日はありがとうございました。

竜:ということで、当時を知っている
お母さん…娘さん息子さん…その中間の、
微妙なお年頃の皆さんも少女になれる曲やります。
あ、なんだったっけ、
ししゃも三匹!少女狂想〜
(これ当時の前フリだったそうなんですが私全くの初耳で
 ???と思ってたらどうやら地方で発生したMCだそうです)

竜:次の…盛り上がりすぎるMCはナカちゃんに任せます

明:どうしよっかな…
さっき、届きたてピカピカのギターが来て
これなんですけどね。俺の…ピカピカの…(オリジナルのN4)
それで「おっ…かっけーじゃん♪」とか
浮かれてたらそこの通路で思いっきり
台車に足を思いっきりぶつけて流血してですね…
神様に「調子に乗るな」って
説教された気分になりましたね…
まぁ(流血は)大したことなかったから今ここに立ってますので。
(ズボン裾めくってお客にキズ見せようとしてたけどお大事にね汗)

明:どこの会場だっけ…曲の入りに失敗して
全然最後締まらなかった事あったんだよなぁ…
(後ろを振り返る三人と絶対に視線を合わせないように目線キョロキョロ&
 シンバルのネジを端から順番に念入りに調節して、
 よしばっちり!みたいな指差し確認をしてごまかそうとするケンケンさん笑)
明:全然そんな所のネジ緩んでないよ?!
竜:確認しなくてもちゃんとしまってるよ?!
明:じゃあ本人に弁解をさせましょう…
(ケンケーン!という歓声&マイクを渡されるケンケンさん)
ケ:アレ?いいんですか俺が話しても?
明:まさか覚えてない?心当たりがない…?
この距離で目が合わないよ!(笑)

ケ:えーっと、どこから(話したら…)
ほーね!あと一曲…
こんばんはー!挨拶が遅くなりました。
あのね、あと一曲やったら捌けようと思います
あー、わかったー、わかった。あのさー、ありがとー。
盛り上がるやつやりたいと思います。
そんな場面は見逃さないぞ。
声は出るとかな?声は!市川のみんなー!(イエーイ)
どうしようこれ…!(笑)
じゃあちょっとね、このツアーでずっとやってた
盛り上がるヤツをやりたいと思います。
アキラのギター!アキラのギター!アキラのギター!
(明コールで戸惑いチューリップの歌を弾く明さん)

明:これ成功した事ないじゃん一回もさぁ…
何回もやってるけど…(涙目)
で、結局のところこういう感じになっちゃう…
果たして盛り上がったのか…
竜:アキラのギター、アキラのギターって語呂悪いですよね…
明:俺も毎回来るってわかってるんだけど
毎回何したらいいのかわからなくなっちゃう…

明:だから俺が盛り上げようと思う
今から俺がお前らを盛り上げるからな
行くぞー!俺はそうでもないけどねー!
やるぞー!バンドはそうでもないけどねー!
やるぞー!ついてこーい!
やっぱりついてくんな!やっぱりついていこう!
(メランコリックのイントロ)
正:(イントロ叫び)市川ー!

正:アンコールありがとー!

竜:今日は9月何日…
(10月だよ…との声)10月!?
10月を…4日もすぎてるんですか!?(天を仰ぐ)
えーと9月の話します。
ツアー中、各地でパレードの中から
その日限定曲みたいなのをやっていて
今回もあるんですけども…

竜:まだまだパレードは続きまーす。ロケット


竜:20年前当時出てたライブハウス…市川クラブジオですね…
それは駅前の再開発でなくなっちゃったんですけど、
昔僕らほんとよく市川来てましたよねぇ〜。
明:そうそう俺ら週一くらいで来てたよね〜

竜:当時のファンの人達みんな優しかったよね〜
俺がライブ終わって
フルメイクでバイクの駐禁切られてたら
後ろで当時の優しいファンの人達が
心配そうに見守っててくれて…

明:オレが道の横で(バンドの)車の助手席で寝てても
「こいつは寝てるから仕方ねーな」って
誰も話しかけずにいてくれたもんね(笑)

竜:みんなで市川に来れて本当に良かったです。
高校生の頃自分が客席で見てたステージに
二十年経って今度は自分が立てて、
年も取ってみるもんですね。
初心を忘れず…じゃないですけど、
まだまだやりたい場所がたくさんあるので、これからも
更に上へ上へと理想を目指して
がんばっていきたいと思います。

竜:じゃあケンちゃん次の曲名言いなよ
ケ:じゃあ(最初の入りが)わちゃわちゃしちゃうから、
曲名言ったら即マイク返しますね!
行くよ?行きますよ?
せーの、クリーム!

正:ありがとー!
竜:今日なんか千秋楽っぽい雰囲気ですよね
正:まだツアーは終わってないんですけどなんかねー

竜:ファイナルは仙台で、あと追加公演で渋谷もあるんですけど
追加公演ではまたちょっと変わったことやろうかな〜とか考えてます
よかったら来てくださ〜い



アンコール出てくる時に、
ステージの中央で両手構えて待ち構える竜太朗さんに突撃するケンケンさん
突撃して抱っこではなく脇に米俵みたいに両手で抱えられてぐるぐる
持ち運ばれてじゃれてるうちに、首にタオルを巻いた正さん
(結び目が前に来て草むしりウォーキングスタイルになっておる汗)と
同じく首にタオルをかけたアキラさん
(ちょうどTシャツ着てるもんだから風呂上がりスタイル感ある汗)が
各自の持ち場に付く。

竜:ありがとー!
今日はまだツアーファイナルとかじゃないし追加公演もあるんですけどね。
市川ということで、当時を思い出すような曲を
もう一曲やろうと思います。
そんな千葉県市川市…まだまだおわんねーよ!
竜:行くぞー!かかってっちゃうぞー!

竜:じゃあまた!


アンコールでお立ち台に上ってゆっくりと落ち着いて
給水(ストローのだからこぼれないけど)する竜太朗さんを眺める客の図。

ヘイトレッドディップイット入る前に
曲中でよく持ってる赤い照明をスタッフさんがそそくさと
用意してくれたんだけど特に使わなかったので意外!
(普段あの重そうな照明器具をバニティポーチ小脇にスキップるんたった感覚で
軽々とおもちゃにしているので汗)

普段、ギターはよくわからないけどN4はボディとかネックとかが
小ぶりな取り回ししやすそうなサイズのギターだなと思っていたけど
千プラのテーマでギターがとっても大きく見えたような気がした(汗)

今までのハセロックお披露目ポイントを
悉く見逃してきたバンギャル人生だったので
ついに!!!!!といった感じで
若干アニメ声の巻き舌ボーカルのお姿にただただ感動していた。


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