今年は、 なんという事でしょう。 二日目に的を絞ったら、あろう事かチケット抽選に外れてしまい、 年末公演に行かれないのです。 渋谷行ったついでに「ドナドナ」の ラッピング車探し&動画及び静止画にて激写したかった〜。 (「You個人的に撮影しに行っちゃえばいいよ」という話に 付き合わせてしまい、本当にすまないと思う)
今回のアルバムについて公式に書いてあったキャッチコピー(?)で、 「その先に待っているのは希望か悲しみか?」みたいな 怖いメッセージが書いてあったので、 勝手に、アルバムタイトル「ドナドナ」の意味を、 ドナドナ原曲の悲劇的な歌詞の意味も 考慮して(主に悲しい方向に)深読みし、 発売前から、だいぶ具合悪くなってたので、 ドナドナ原曲の歌詞になぞらえて 「主よ…主よ…」と咽び泣きながら強制連行されていく人々の姿を 何かに比喩していたりするような、悲しい方の意味じゃなくて、 「今年はウシ年という事にちなんで”ドナドナ”にしましたーv(^▽^)vイェーイ」 みたいな、ほのぼの&のどかな 意味だったらいいんだけどなあ…(汗)
アルバムをざっと一通り聞いてみて、 「けんたろうさんのドラム!」という当たり前の感想はさておき、 なんだか今回のアルバムは、 ボーカルの歌の後ろで、 絶え間なく楽器隊の奏でる音が轟々と鳴り響いているような曲…ではなく、 アコギっぽい、クリアーなギター音を使った、 歌の合間の余韻を味わうような曲が多い感じを受けました。 (1999、エとセとラ、サナトリウム、ドナドナ等)
「1999」 ちょっぴり懐かしい感じの ギターのアルペジオ&リズムを取るドラムの音から始まり、 シンセ音がなんだかスペイシー。 余談ですが、歌詞を聞き、1999年のノストラダムス大予言の次は、 2012年マヤ暦による予言がある〜と、 「世に世界滅亡説の種は尽きまじ」的な気分になったのと、 サビに差し掛かるたび、寄せては帰っていく波のように 99が頭に浮かんでしまう深夜ラジオリスナーの悲しきSAGA。
「エとセとラ」 最初、クリーンなギターのアルペジオから始まるものの、 途中からいきなり、ギュワーッとしたエレキの音に切り替わっているので、 アコギじゃなくて、エレキギターの クリーンサウンドとオーバードライブサウンドを エフェクターで切り替えてどーたらこーたら (ぐぐってはみたが、ギターに詳しくないので見当違いな事言ってたらゴメンやで) とかなのでしょうか。 来年ツアー行って「エとセとラ」始まったら 明さんの足元をジトーと凝視してみよっと。 こういうグワーッと演奏する系の曲好きです。
「サナトリウム」「梟」 大きくシングル版と変わった点は無いように思ったが、 よーく聞くと、ほんのりシングル版バージョンとは音が違う(聞き比べてみよう)
「コンセント・・・---・・・」 シングル版よりも低音強調のアレンジに。 収録されたシングル曲の中では一番、 アルバムバージョンとしての違いが顕著。 タイトルの語尾も「SOS」のモールス信号になってるので、 曲の冒頭に入っているモールス信号音も 何かの暗号メッセージになってるのかしら? …とか思いつつも、雰囲気を盛り上げる効果音的役割、 歌詞カードの文字の配置デザイン的な役割として使われてるだけで、 特に暗号的な意味が含まれてるとかじゃなかったらスミマセン。
「sunset bloody」 タイトルを見た時点で、これ絶対明さんの曲だ!と直感した曲。 ギタリストならではのギターの聞かせ所を心得てるなとニヤリ。
「ガガジ」 なんとなく、冒頭のギターとベースのメロディラインがメタルちっく。 ♪フーラーフーラ〜の部分が好き。
「ドナドナ」 スポットライトが1つポツリと灯った舞台の上で、 竜太朗さんがギター1本持って、 弾き語りで歌ってるというシーンがまっさきに頭に浮かんだ。 無邪気な感じの歌詞が悲しい。
「暗転」 インスト曲なので歌は入っていないが、 最初静かに始まって、序々に盛り上がっていく楽器の音に 壮大なストーリーを感じ味わい深い曲。 エコー強めの音の雰囲気が大変好み。
そして忘れちゃいけない、 通常盤に入ってる「やさしさ倶楽部」(聞いた瞬間、体の力がドサーッと抜けた) それらしき曲が、武道館行った時に 物販コーナーで流れてた記憶が一切無い(汗) 猫印さんのBGMお知らせチラシは貼ってあったけど、 ちょうど曲流れていない時間帯に物販行ってしまったのか、 それとも、流れてはいたけど小さな音で、 こちとらグッズ行列の傍らで リハーサルの音漏れに注意が行っていたり、行列に並ぶ傍ら、 ライカの出張ブースで「ゲシュタルト崩壊」買った人のくじ引き風景を、 「ベスト盤を初回&通常と2枚も買った人には全員うちわあげればいいのに」って思いながら ボケーとくじ引きを眺めるのに夢中だったから 耳に入らなかっただけなのか…。
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