INDEX|過去の日記|未来の日記
土曜日は、TOTOのギャラリーへ茶室の展示を見に行ってきた。
先日某所でこの展示に関する記事を見てから、ずっと気になっていたのだ。
来場者はもっと少ないかと思っていたが、案外盛況であった。
もっとも茶道関係者というよりも、デザイン系関係者(?)と思しき人のほうが
多かった気がするが。あとなぜかカップル。外国人の来場も多かったのは
日本文化に興味がある人たちの集団なのかも。
最初に展示されているのは「鉄の茶室」。
おそらく板金工場あたりからもらいうけたのであろう、鉄板の廃材などを
利用して小間の茶室に仕上げてある。壁に飾られた花器も、水指も鉄の
廃材から作ったものだとか。殺風景といえば殺風景だが、景色を眺めて
いるうちに、鉄板の模様のなんともいえない味わいも面白く感じられてきた。
中庭から階段を上っていくと、「水の茶室」がある。
照明が落とされた部屋の天井から、絶え間なく降る雨が茶室の壁と
なっている。雨粒が光を反射して次々と落ちていく様子は、いつまでも
見飽きない(でも実は、ずっと見ていたら目眩を起こしそうになった。笑)。
どちらも茶室の中に入らせてもらえるので、じっくり茶道具の前に
座らせてもらってきた。バシバシ写真を撮りまくる周囲の人間さえ無視
してしまえば、結構落ち着ける空間だ。ここでお茶を点てたら、どんな
気分になるだろう?
会期終了は5/31だけど、もう一度行ってみたい。
***
本日のお稽古は大津袋。
扱うのは初めてなので、大津袋の結び方から覚えないといけない。
一度教わっただけでは次回までにキレイに忘れてしまうだろうなぁ。
うむー、これは家で自習しないといけないぞ。
あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。
◎この日記の著作権は、ゆうにあります。無断利用は禁止します。リンクはご自由に。