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風邪気味だからと家の中でゴロゴロしているのにも飽きたので
上野は国立科学博物館に行って参りました。
現在の特別企画展は「世界遺産ナスカ展」。
古代遺跡好きとしては、行かずにはいられないタイトルではありませんか。
しかし、GW期間中とはいえ、平日の月曜日だから少しは人出が少ないかと
思っていたら、甘かった。思うように展示が見られない程度の人の山山山。
通常の土日にはかなり混雑していると思われ。
展示会場に向かおうとしたら、さっそくトラップがしかけられていた。
「素粒子を拓く 湯川秀樹・朝永振一郎 生誕百年記念」の案内看板が掲げられて
いたのだ。くーーっ!これは見るしかないでしょ。
さすがに、こちらの会場はガラガラで、明らかに数寄者だけが展示に興味を示して
いた模様。講義ノートなどを見て先達の業績に感心する。
さて、「ナスカ展」展示の前半はナスカの遺跡から出土されたモノなど。
動物を象った土器など、ユーモラスなものが多い。ここの一番の見ものは
子どものミイラだと思う。保存状態がよくて眼球も残されていたとか。
後半の展示は、ナスカの地上絵の解説と地上絵のバーチャル体験。
売り物のナスカの地上絵のバーチャル遊覧体験が、機材の故障かなにかで
VR映像の一部が欠けて上映されていたのが残念であった。
でもどうせなら、実際にペルーへ行って本物の地上絵を見てみたいよなぁ。
そうそう、展示会場入り口で展示解説用携帯端末を借りてみた。
カバーが外せなかったので確認できなかったけれど、多分、Windows CEの
PDA端末だろう。ひょっとしたらhpの製品かしらん?
解説がある展示品の前に来たら、展示品の番号をPDAに入力すると
音声や画像で展示品の解説をしてくれるというシロモノ。
でも、どうせなら展示品の前に立ったら、自動的に解説を読み上げて
くれるくらいのものが欲しいなぁ。RFIDとか使えばいいのに。
ナスカ展を見終わった後は、常設展示をいくつか見て廻る。
実は、かはくは常設展示を見たり触ったりするのもだーーい好き。
あぁ、自宅の近所にあればしょっちゅう遊びに行くのになぁ。
ところで最近、ナスカで地上絵を新発見 台地全体で100種なんてニュースが
あったらしい。すごくタイミングよすぎる。
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