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ちょっと会社を離れている間に、とあるトラブルが発生していたようだ。
その問題を解決するべく、タナカさん(仮名)とスズキくん(仮名)と
ミーティングを行った。しかし、二人の立場の違いにより、その
トラブルへの認識がまるで異なるため、会話が全然成り立っていない。
「あぁ、話が噛み合わないっていうのは、まさにこういう状況を
表しているんだなぁ」
などと、そんなことを考えている場合ではないのだが、しみじみ
考え込んでしまう私。
事態を収拾しようと、タナカさんとスズキさんの言わんとすることを
私なりに翻訳してお互いに伝えようとしたのだが、双方ともに納得できない様子。
「あぁ、実母と妻にはさまれて困惑している夫の気持ちが
なんだか理解できるような気がする」
と、これまたそんなことを考えている状況ではないのに
ついつい今の状況を冷静に分析してしまう私。
最終的には、別の同僚にもミーティングに参加してもらって
収拾をつけることができたのだが。
後から考え直すに、話がこじれた原因のひとつは、トラブルの原因を
追求しようとして、スズキくんがタナカさんのミスを糾弾するような
論調になってしまったからではないかと思われる。
もちろん仕事でミスはあってはならないことだが、年上でプライドも
高いであろうタナカさんのプライドを逆撫でするような言い方を
されれば、カチンときてもおかしくはないだろう。
より必要なのは、トラブルの責任を追求することでなくて、
トラブルをどう解決するか、であるからだ。
それにしても、この程度のことにうまく収拾をつけられなかった
私もダメなヤツだなぁ。はぁぁ。
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