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今日の午後はお茶のお稽古。
しばらくサボっていたけれど、せめて月に一度は着物を着なくては、
と一念発起して久しぶりに着物姿でお稽古に行くことにする。
青地に小花模様の小紋に朱色の名古屋帯を合わせて。
一年ぶりくらいに名古屋帯を締めたので、一重太鼓のやり方を
すっかり忘れてしまい3回くらいやり直してしまった。
それでも着物姿で出歩けば「あら、綺麗に着られているわねぇ」
などと褒めてほらえるのが嬉しい。モチベーション向上にもなるし。
うひひ。
本人が綺麗と評されているワケではないのがちと気になるけど(苦笑)。
今日のお稽古も薄茶風炉平手前。
さすがに前回に引き続き2回目のお稽古なので、先生からイエローカードを
貰うことなく、スムーズにお手前をこなすことができた。
自分のお手間が終わった後は、正客のお稽古も見てもらう。
なに、要するに、点てていただいた薄茶を飲んだり、お菓子を食べたり
するお稽古でなのである。
それでも要所要所で「どうぞお仕舞ください」と亭主に声をかけたり、
棗や茶杓拝見の問答をしたりするので、決して気は抜けないのだ。
手が空いたら、他の人が使ったお茶碗や建水を片付けたり、他の人の
お手前の準備を手伝ったり、途中でお手前の順番がわからなくなった人に
「次は○○をするの」と教えたり。
お稽古の最後に掛け軸を箱に仕舞うときも、自分でやったほうが
早くて確実なのであるが、新人さんが興味を持っているようなので、
「こういう風にやってね」と指示を出して仕舞ってもらったり。
こういう状況って何かに似てる……と考えていたら
部下の面倒を見ている上司と同じことじゃん!と気が付いた。
あらま。
私もまだまだ先生に教えていただいている身分だから、
中間管理職ってとこかしらん。
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