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2004年09月03日(金) |
分身の術が使えたらいいのに |
前の前の職場で一緒に仕事をしていた先輩のMさんから、
久しぶりにメールが来た。
かれこれ500万年ほど前に私たちが手がけた仕事の件で、
最近、かなり深刻なトラブルが起きたらしい。
で、その解決方法について、私以外の人はさっぱりわからないと
いうことで、急遽アドバイスを求められたという次第。
いちおう言い訳をさせてもらうならば、私がその仕事を終えた時点で
資料をいろいろ作成しておいたし、設定データなどもファイルサーバに
置いておいて、後任の人が困らないようにしておいたつもりだった。
しかし、後輩のOくんにそれとなく聞いてみたら
「あのサーバのハードディスクが先日ふっとんでしまって、
データが全部なくなってしまったんですよ〜」
とのこと。なんてこった!弱り目にたたり目とはこういうこと?
なにせ21世紀以前に、ほんの短い期間だけやった仕事なので
忘却という名の地層の奥深くに埋もれた記憶を掘り起こすだけで
私には精一杯。個人で使っているパソコンのディスクから、
大昔に作成した文書を見つけたので、早速Mさんにメールで送っておいた。
早々にMさんから、「なんとかこれで頑張ってみます。後日改めてまた
アドバイスをいただくかもしれません」とお礼のメールが届いた。
どうやらMさん直々にトラブルの対応にあたるらしい。
……だいじょうぶかなぁ。
こう言っては何だが、おそらくトラブル対応にはかなりの知識と
スキルが必要となるし、パニックに陥りやすくて何度もサーバを
破壊しそうになるのを見たことがあるMさんが、どこまで冷静に
トラブル対応できるのだろうか。あぁ、心配だ。
せめて後輩のOくんになら、安心して作業を任せられるのだけど。
かと言って、私も今の仕事から手が離せないし、昔、その仕事を
していたころの記憶を取り戻すのには時間がかかるだろうし。
それに私自身、部署を異動してしまったので、そう簡単に他部署の
仕事に取り掛かるワケにはいかないし。
あぁ、分身の術が使いたい。
それなら、分身の私が現場に飛んでいってトラブル対応できるのに!
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