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去年の3月に退職した元同僚から、近況報告のメールが届いた。
再就職は果たしたものの、いろいろストレスが積み重なって
うつ状態に陥り、現在は休職中だということらしい。
小学校低学年の息子と奥さんを抱えての転職活動と再就職先での
仕事は、それはそれはストレスだらけだったに違いない。
まずは心も体もゆっくり休めてください。お大事にね。
と返事を出しておいた。
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何年か前から、「がんばってね」という言葉を使わなくなったし、
自分自身のことでも「がんばります」とは言わなくなった。
過去にいろいろ大変な事態に遭って、いっぱいいっぱいになっているときに、
「がんばってね」とか「お姉ちゃんなんだからしっかりね」とか
声をかけられて
もうじゅうぶんすぎるくらいがんばっているんです!
これ以上どうやってがんばれというんですか!
と泣き叫びそうになったことがある。
もちろんオトナだから叫んだりはしないけど。
ギリギリの状態に追いつめられた人間にとって、
「がんばって」という言葉は時に刃となるのだ。
だから私は、辛そうな人には「ぼちぼちやっていこうね」と声をかける。
そして自分自身をギリギリと痛めつけるほど「がんばらない」。
さて、今回は妹自身が相当「がんばら」なくてはならない事態なのだが、
私よりもずっとキャパシティの小さい妹がどこまで「がんばれ」るのか、
どうやって「ここでもっとがんばらないといけないよ」とうまく伝えられるのか、
思案のしどころなのである。うむ〜。
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