人恋しくて 一人も好きで
INDEX過去の日記未来の日記


2003年12月14日(日) 奨学金の季節

先日、日本育英会から奨学金の振込通知書が送付されてきました。


私は大学生活4年間ずっと、育英会から奨学金を借りていたので
冬のボーナスの時期に○万円、返済をすることになっているのです。


ところで最近、とある掲示板を読んでいて、
「夫が毎年家計から奨学金を返済していてとても迷惑だった」とか
「奨学金とはいえ、借金持ちの女とは結婚できない」と彼氏に
言われたとか、そういう書き込みを見て、とても心を痛めました。



(返済義務のある) 奨学金はたしかに借金です。
しかし、このお金のおかげでその人は大学で勉学を続けることができ、
大学を卒業して現在の職業に就き、少なくないお給料を貰って
日々暮らしていけるようになったわけです。

奨学金は借金とはいえ、一種の先行(教育)投資のようなもの
ではないでしょうか。



元々我が家は貧乏でしたが、父の病気で収入が激減したために
育英会の奨学金と、大学が支給してくれた奨学金 (返済義務なし) が
なかったら、私は大学を卒業することができなかったでしょう。

ですから感謝の気持ちを込めて、なけなしのボーナスから
毎年毎年、奨学金の返済をしているわけです。



迷惑だと言わないでほしい。
借金持ちだと非難しないでほしい。
奨学金を受けていたことも、その人の人生の一部なんだから。


あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。

◎この日記の著作権は、ゆうにあります。無断利用は禁止します。リンクはご自由に。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

ゆう |MAILBBSblog旧blogPhotoHomePageゲストブック

お気に召したら投票ボタン(↓)をクリック!


My追加