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2003年11月10日(月) |
便りがないのはよい便り? |
自分がどんな仕事をしているか、説明するのはなかなか難しい。
「コンピュータ関係の仕事です」などと説明することもあるけれど、
別の観点から見てみると、「他人に良い知恵を貸す仕事です」と
説明することもできる。
もう少し詳しく言うと、会社の他部署の技術担当者から、
「この製品にこういう機能をつけたいけれど、どうすればいい?」
と相談されたときに、それを実現させる方法を教えたり、
あるいはその機能を実現させるためのプログラムを渡したり、
といった仕事をしているのである。
(↑こうして文章にすると、ちょっとエラソウ。照)
先週の水曜日にも、ある担当者から
「来週の火曜日(つまり明日)、お客さまが来社するときに
こういう機能のデモをやりたいんだけど」という相談をされたので、
その日のうちに彼に対応プログラムを渡しておいた。
このプログラムを製品に組み込むのは、その担当者の分担なのである。
しかし、翌日の午後になっても
「プログラムがうまく動きました」という連絡がこない。
こういう場合、万事トラブルなくうまくいっているか、
突発的に起きたトラブル対応に追われて全く手付かずであるか、
そのどちらかだろうと思われるので、さっそく電話で問い合わせてみたら
後者のほうであった。
別件で四国某所の客先に出張している別の担当者から、
その製品のソフトウェアをバージョンアップしたら
納入している製品の約半数が起動しなくなってしまったので、
大慌てで修正作業に追われている、ということらしい。
なので、プログラムを私に依頼してきた担当者も、
「現場から10分おきに電話がくるから、いろいろ大変なんだ〜」
とヘロヘロな声で説明してくれた。
こうなると、私が手伝える範疇の仕事ではないので
「…頑張ってください」とだけ声をかけておいた。
そして今日まで、「プログラムが動きました」という連絡はない。
どうなっているんだ?
そういえば、私が渡したプログラムを製品に組み込むためには、
たった一台のパソコンにしかインストールしていないコンパイラで
プログラムをコンパイルしなくてはならないのに、
そのパソコンのBIOSがハードディスクを認識しなくなってしまった、
という話も聞いていたけれど、そちらのほうはどうなっったんだろう...?
全然ダメダメじゃん。
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