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今日も一日だらだらとベッドで寝て過ごしてました。
思うに、ここ数日やたらとダルかったのは
風邪の引きはじめだったのかもしれない。もう遅いけど。
まだ少し熱っぽいです。微熱だけど。
薬が効いているのか、喉の痛みはよくなりました。
もう一日くらいゆっくりすれば治るかな。治るといいな。
しかしあまりに寝過ぎているので、曜日感覚がなくなってしまう。
えーと、今日は土曜日ですよね? そうですよね?
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母親の死に際して、ずいぶん大勢の人に助けてもらった。
通夜も葬式の準備も、どうして私や妹だけで出来ないのか、
と最初のうちは思っていたけれど、でもこれ、絶対、無理。
ごく短い時間で、やらなくてはならないこと、決めなくては
ならないことが多すぎるのだ。
「庭の雑草が伸びていたから、草刈りしておいたわね」
と言ってくれた近所のおばさん。
「きっと数が足りないと思って」
と、座布団やコップを率先して持ってきてくれた
これまた近所のおばさん。
親戚中からことづかってきた、お香典の裏に
「○○の従兄弟」「△△の叔父」などと
エンピツ書きのメモを書いてくれた伯母さん。家系図つきで。
この伯母さんはまた、「急なことで入用かもしれないから」
と現金も用立ててくれました。
今でも毎朝、「おはよう、今日は元気?」と
ひとり暮らしの妹に声をかけてくれるお隣のおばさん。
「トイレの電球が切れていたから、取り替えておいたぞ」
と働いてくれた叔父さん。
いわゆる「隣組」の皆さんも、あれやこれやの雑用を
気持ちよく引き受けてくれたっけ。
普通なら「困ったことがあったら、何でも言ってね」
という言葉をかけるだけの人が多いなか、
進んで、でも押し付けがましいことなく示された
これらの親切を、私はきっと、一生忘れないでしょう。
頼りない二人の娘が残された、ということで
ほっておけない気持ちにさせられたのかもしれないけど。
年を重ねるにつれて、そして一人暮らしが長くなるにつれて、
他人の力を借りることが難しくなってくる。 (私だけ?)
甘えるとか頼るとかって苦手なんだな、これが。
でも、ときには他人の厚意に甘えてもいいのかもしれない、
そんなことを思った、ここ最近の私。
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