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七夕の頃 (陰暦7月6日) に降る雨を、洗車雨 (せんしやう) と呼ぶらしい。
牽牛が織女との逢瀬のために乗る牛車を洗う水が雨となって降るとか。
今日、お茶のお稽古のときに先生が教えてくださいました。
気合いを入れて洗車して、ワックスまでかけたのに
雨が降ってきやがった、という意味ではない(笑)。
さらに言えば戦車雨でもない(爆)。
陰暦7月7日に降る雨は酒涙雨 (さいるいう)。
こちらは牽牛と織女が、年に一度の逢瀬の後
別れを惜しんで流す涙が雨になるというお話。
(でもなぜ酒?)
やっぱりデートの前にはワクワクしながら車を洗ったり、
別れ際には「さみしいの..」と涙を浮かべたり、
そんな気持ちは昔も今も変わりないんでしょう。
いや、今はもう、遠い昔にそんなこともあったか?
って状況だけどね>オレ
本日のお茶菓子は青紅葉という銘がついていました。
青い寒天で出来ていて、見るからに涼しげなお菓子。
ぷるぷるしてちょっと食べにくいけれどおいしかった。
茶花にごぼうの花が飾ってありました。珍しい。
初めて見たけれど、ちょっとあざみに似た可愛い花。
調べてみたら、あざみもごぼうもキク科の花でした。
だから似ているんだ。
普段は情緒も教養もヘッタクレもない私ですが、
二週間に一度のお茶のお稽古のときだけは
四季の風情をいとおしむ人間になっています。
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