人恋しくて 一人も好きで
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2003年06月15日(日) 家族

休日出勤する必要がなくなったので、
なんとなく時間を持て余してしまい、
ご近所の古本屋をぶらぶらして本を何冊か買ってきました。


萩尾望都の『イグアナの娘』とか、
藤原智美の『家族を「する」家』とか4冊ほど。


『イグアナの娘』は、実の娘を可愛がることができない母親と
そんな母親に育てられて自分自身をイグアナと思い込んでしまう娘の話。
母と娘の確執があっても、あまり陰惨になっていないのが救い。
イグアナ可愛いし。


『家族を「する」家』は、一見マイホームの本かと思いきや、
実は家族問題の本。今の時代、
「夫をする」「妻をする」「父親をする」「母親をする」という
自覚と覚悟がないと、「家族をする」ことが出来なくなるのでは?
という内容。

ただ、結婚して一緒に生活していれば自然と家族になれる、
という時代は終わったというのが著者の主張。

でもまだまだ、一緒にいること=家族のしるし、
と考えている人は多いと思うよ。
面倒くさいと言って、パートナーときちんと向き合うことができない人は、
まだまだたくさんいるって感じるもんね。




くしくも「親子」「家族」を考える本を読んでいた一日でした。

そういえば、今日は父の日。


あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。

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