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最近ときどきチェックしている某掲示板に、
「奨学金を返すのはだれか」という投稿が載ってました。
私は奨学金をもらった人間が返すのがスジだと思っているし、
自分自身も昔受け取った奨学金を今働きながら返しているのですが、
「そういうことなら親が奨学金を払ってあげては?」
という意見が案外多かったのに驚いてます。
大学を卒業するまで、学費を出してあげるのが親の義務?
というか、そういうのが親心っていうもの?
まぁ私の場合、親(母親)の反対を押し切って
東京(ホントは横浜)の大学に進学したせいもあって、
学費を出してくれなんていえない状況ではあったので
別にこの件について不満を言うつもりはありません。
我が家はホンッットーにビンボーだったので、
私は日本育英会の奨学金(貸与)と
通っていた大学の奨学金(授業料半額支給)の両方を受けていましたが、
これと仕送りでなんとかギリギリの生活が送れる程度。
決して少ない金額ではなかったのですが、
ひとり暮らしをしていたのでどうしてもお金がかかりますしね。
(当時ですら珍しい風呂なし6畳1間の下宿に住んでいたんですが)
今日ちょっと某大学のキャンパスに行ってきたのですが、
学生掲示板に奨学金のお知らせがいろいろ貼り出されてました。
最近は奨学金をもらうための
成績の基準が厳しくなってきたと聞いています。
たとえば大学の成績が A=5点、B=4点、C=3点として、
平均3.5から4点以上ないと受給できないようです。
(奨学金によっては4.5点以上)
つらつら掲示板をながめていたら、
返済の必要のない奨学金は、せいぜい月2万円までの支給。
これでも授業料には全然足りないですね。
向学心に燃えているけれど、お金のない学生のために
返済の必要のない奨学金をもっと出してあげられるような
社会になってほしいなぁ。
とりあえず、学生をたくさん採用している企業が
奨学金を出すというあたりから…。
だめかな?
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