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2002年12月19日(木) |
イヤなやつかもしれない。 |
自分のことは思いっ切り
高ーい棚に上げてしまうのでナニですが、
私、他人の文章の日本語の間違いがかなり気になるほうです。
誤字脱字はもちろんのこと、
「てにをは」や主語と述語の不整合、
用語の不統一、句読点の位置、
接続詞が妥当かどうか、
その他モロモロについて、
今日も後輩が書いたレポートを赤ペンチェックしました。
パソコン上で書いた文章は、どんなに注意したつもりでも、
プリントアウトしてみたり他人に読んでもらったりすると、
案外間違いがボロボロ見つかるものです。
普段軽く読み飛ばすような文章なら
それほど気にならないですが、
今回のように社外に提出するレポートは
ことさら間違いに気をつけないと。
理系の人って、日本語に無頓着な人が多いしね。
ところで、よくある日本語の間違いといえば「的を得る」ですね。
「的」は「射る」もので、「得る」のは「当」。
だから、「的を射る」または「当を得る」が正解。
「以外」と「意外」とか、「内臓」と「内蔵」とかも
間違いやすい言葉だし。
「ディスクトップ」という言葉を見ると、
いや、それは「デスクトップ」なのではありませんか?
と一言声をかけたくなる。
今までで一番すごい間違いだと思ったのは、
数年前に読んだ、ある新入社員の研修レポートでした。
その新入社員は「ファックス」と書くべきところを
「ファックス」の「ス」の字を抜かした単語を書いていたのです。
…そ、それはマズイだろう。
と思いつつも、指摘するのも悪いかなー
と放置したまま幾星霜。
その新入社員の名前を忘れたのは、武士の情けってことで。
決して私の記憶力が8ビットだからじゃないから。
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