INDEX|過去の日記|未来の日記
2002年10月26日(土) |
映画オフ。『群青の夜の羽毛布』 |
2年ほど前から私は、山本文緒さんのファンであるのですが、
本日は文緒さん原作の映画、『群青の夜の羽毛布』を観てまいりました。
同じく文緒さんファンのしゅりーぷさん、りえるさんと一緒です。
映画を観に行ったのは、新宿東映パラス。
48席しかない小さな部屋で上映されていました。
本上まなみと玉木宏が主演のこの映画、どう考えても
「君たち本上まなみファンですか?」
という男子諸君が、思っていたよりたくさん来ていました。
彼らはラヴシーンの多いあの映画を、
どんな気持ちで観ていたのやら(笑)。
恋愛小説でかつ、家族の崩壊と再生がテーマである原作の小説はまた、
いびつな母娘関係を描き出していて、
だからこそ胸に痛く、またとても私の好きな作品です。
(読んだことがない方はぜひ!)
映画は原作に忠実に作られていて、だからなのか映画を観終わった後、
会場はなんともいえない重ーい沈黙に包まれていました。
イヤな感じではなくて、ズシリと心に何かがのしかかる感じですね。
あぁ、でも、とてもよくできている映画だと思います。
東京では11月1日までの上映ですので、
これから観に行こうという方はお早めに。
映画の後、居酒屋でまずは映画談義。
個人的に、映画のロケ地に心当たりがあったので、
あそことあそこの地理関係はちょっと変。
とか語っていました。私。
そのうちだんだんと、三人とも酔いがまわってきて、
なにやら熱い語りが入りはじめまして。
ま、ここで何を語り合ったのかは
トップシークレットとさせていただきます。
てへ。
あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。
◎この日記の著作権は、ゆうにあります。無断利用は禁止します。リンクはご自由に。