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2002年10月15日(火) |
風邪を引いたら休みましょう |
会社帰りに、AERA臨時増刊「職場のうつ」というMOOKを買った。
思えばここ3〜4年くらい、「こころの風邪」についての本が増えた気がする。
それだけ「こころの風邪」を引いている人が増えているということなのだろう。
私の周囲にも「こころの風邪」を引いているらしい人が結構いる。
精神的に追いつめられて会社を辞めた人。
今も安定剤を飲みながら働いている同僚。
ときどき会社を休まなくてはならない友人の配偶者。
そんな人たちの話をたくさん耳にする。
私も3年前、突然心が壊れた。
いや突然というワケではないかな。
ちょうど離婚直後だったから、かなり精神的に参っていたんだと思う。
でも私は周囲の人に心配をかけるのがいやで
何ごともなかったように毎日を過ごしていた。
しかし、あるときから何もやりたくなくなって、
友人にも家族にも会いたくなくって、
深夜遅く布団に入っても
夜明けに目が覚めたまま眠れなくなったり、
でも身体はものすごくだるくて
布団から起き上がることができなったり、
それでもどうにか平気な顔して会社に行っていた。
そんなある日、
「これはちょっと変じゃないのか?」
と気が付いて病院に行った。
初診のときのカウンセリングで、
お医者さまに向かってこれまでの症状などを説明しているとき、
ポロポロポロポロ涙を流している私がいた。
びっくりした。
そして今まで、私は辛いことをものすごく我慢していたことに
ようやく気が付いた。
お医者さまは「大変でしたね」とか声をかけてくれた。
それまで、そんな言葉をかけてくれる人はいなかったので、
私はますます涙をこぼしていたような気がする。
結局、1年くらい通院して薬を飲み続けて、
今はほぼ完治している。と思う。
というのも引越しで、通院していた病院が遠くなってしまったので
自主的に薬も飲まないで治ったことにしているんだけど。
「こころの風邪」を引く人は、
マジメで頑張り屋さんが多いらしい。
なので最近の私は
あまり頑張りすぎないように
無理しないようにしている。
ま、やるときゃやるけどね。
だからお部屋の掃除やお料理をサボるのは
私がとんでもなくズボラだからじゃなくて
積極的に怠けて休養しているワケで。
そういうことだから、ね。
ね。
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