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さて、これは何でしょう。
↓
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
この大昔の電気炊飯器(でも失敗作)の写真、どこかで見たなと思ったら、
ちょっと前に買ったMOOK、
『にっぽん家事録』(建築資料研究社)
に同じような写真が載っていたことを思い出しました。
この本、主に明治〜現在にかけての家事の変遷が紹介されていて、
なかなか面白いのです。
明治時代までは、台所仕事は土間に座って作業していたこと。
明治末期から、立って作業できる調理台が登場したこと。
戦後発売された家電は、現在のモノとほとんど形が同じであること。
電気洗濯機が登場した当時のキャッチコピーが
「一年に象一頭を丸洗い」というものであること。
(当時の主婦は、一年間に象一頭分の重量=675kgの洗濯を
手洗いしていたということ)
家事労働を楽にしてくれる洗濯機や掃除機、炊飯器などが登場した当初は、
「機械に家事をまかせて、サボっている」
と家族から冷たい目で見られると同時に、
主婦自身も楽をすることに罪悪感を覚えていたということ。
そして、その炊飯器を作っていたメーカーの人間でさえ
「君は寝ていてメシを炊きたいなんて、ダラシない女を女房にしたいのか」
という認識であったこと。
今でもちょっと家事に手を抜くと、
ものすごく罪悪感を感じる女性がいますよね。
会社の同期の子が何人も
「家庭のことも仕事も中途半端になるから」
って会社を辞めていくのを目にしてきました。
そんなに100%完璧な家事にこだわらないで
もっともっと気を楽にしていけばいいのに。
それだけがあなたの存在意義ではないのに。
だって、私、家事に手を抜きまくりだし。
冷蔵庫とか炊飯器とか電子レンジとか洗濯機とか掃除機とか
家電製品がなかったら
生きていけないし。
あぁ、家電さん、いつもありがとう。
ところで、
酒に酔ったらほうきを枕にすると
酔いが早く醒める
っていう古い言い伝えがあるらしいのですが、
誰か試して見る人、いない?
あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。
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