人恋しくて 一人も好きで
INDEX過去の日記未来の日記


2002年09月18日(水) 家事

さて、これは何でしょう。
 ↓
昔の電気炊飯器?

















ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。



この大昔の電気炊飯器(でも失敗作)の写真、どこかで見たなと思ったら、
ちょっと前に買ったMOOK、
『にっぽん家事録』(建築資料研究社)
に同じような写真が載っていたことを思い出しました。


この本、主に明治〜現在にかけての家事の変遷が紹介されていて、
なかなか面白いのです。



明治時代までは、台所仕事は土間に座って作業していたこと。

明治末期から、立って作業できる調理台が登場したこと。

戦後発売された家電は、現在のモノとほとんど形が同じであること。

電気洗濯機が登場した当時のキャッチコピーが
「一年に象一頭を丸洗い」というものであること。
(当時の主婦は、一年間に象一頭分の重量=675kgの洗濯を
 手洗いしていたということ)

家事労働を楽にしてくれる洗濯機や掃除機、炊飯器などが登場した当初は、
「機械に家事をまかせて、サボっている」
と家族から冷たい目で見られると同時に、
主婦自身も楽をすることに罪悪感を覚えていたということ。

そして、その炊飯器を作っていたメーカーの人間でさえ
「君は寝ていてメシを炊きたいなんて、ダラシない女を女房にしたいのか」
という認識であったこと。



今でもちょっと家事に手を抜くと、
ものすごく罪悪感を感じる女性がいますよね。
会社の同期の子が何人も
「家庭のことも仕事も中途半端になるから」
って会社を辞めていくのを目にしてきました。

そんなに100%完璧な家事にこだわらないで
もっともっと気を楽にしていけばいいのに。
それだけがあなたの存在意義ではないのに。



だって、私、家事に手を抜きまくりだし。


冷蔵庫とか炊飯器とか電子レンジとか洗濯機とか掃除機とか
家電製品がなかったら



生きていけないし。




あぁ、家電さん、いつもありがとう。



ところで、


 酒に酔ったらほうきを枕にすると
 酔いが早く醒める

っていう古い言い伝えがあるらしいのですが、
誰か試して見る人、いない?


あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。

◎この日記の著作権は、ゆうにあります。無断利用は禁止します。リンクはご自由に。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

ゆう |MAILBBSblog旧blogPhotoHomePageゲストブック

お気に召したら投票ボタン(↓)をクリック!


My追加