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今日は残業しなかったので、
いつもバスで通る道をゆっくり歩いて帰った。
高校のグラウンドの横を通りかかる。
ここの土手は、見るたびに
雑草がぐいぐい伸びていくのがよくわかる。
湿気をたっぷり含んだ空気と
日々生長していく草たちの生命力のオーラが
ねっとりと肌にからみついてきて、少し息苦しい。
雑草の間から、小さくて赤いヘビイチゴを見つけた。
そういえば子どものころ、
「ヘビイチゴを食べると、ヘビになる」
って、友達と騒いでたのを思い出した。
春にはレンゲやシロツメグサを編んで花輪にしたり、
夏には赤いサルビアの花を摘んで蜜をなめたり、
オシロイバナの種をつぶしたり、
そんなことをして遊んでいたこども時代の思い出だ。
今は、ただひたすら前を向いて
あわただしく駆け抜けていくだけの日々。
そんな毎日を過ごしていると、
とてもたくさんのものを見逃してしまっていることに
ようやく気が付く。
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