人恋しくて 一人も好きで
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2002年03月28日(木) 甘いの。

久しぶりに気持ちよく晴れ上がった春の日の午後。
3時のおやつタイムも終わって、
まったりと仕事しているふりをしていたその時でした。




ず、ず、ず……ずずん。



地の底から突き上げてくるような衝撃。




「地震だっ!」




びっくりして、あたりをきょろきょろ見回していたら、
職場の人たちもこの地震には驚いている様子。
それでもあっという間に静まったこの地震は、震度3くらい。
建物の6階にいるから、揺れは大きかったであろうけれど、
さほど被害はなかったようです。
でも、実は私、
ヘルメットかぶって、
デスクの下にもぐりこみたかったです。


ていうか、なんでみんな、
落ちついて座っていられるわけ?
東海大地震の本拠地で生まれ育った私としては、
地震といえば
「机の下にもぐりこんで様子をうかがうもの」
と、骨のずいからしみこんでいるんですけど。

小学生の頃は、
座布団を2枚縫い合わせたような防災ずきんを
学校に常備していたし、
いつもヘルメットをかぶって通学していたし、
寝るときには必ず枕もとに
非常持ち出し袋を置いてあったし、
年に数回ある避難訓練のときには、
ストップウォッチ片手に先生がきびしく見張っていて、
避難が遅れたクラス全員に正座1時間の罰を与えていたし、

そんな子供時代をすごした私に言わせてもらえば、



関東の人たちの
地震に対する備えって、
甘すぎるっ。



会社の同僚のボンちゃんのように、
通勤のリュックに、
ミネラルウォーターと
ビクトリノックスのナイフと
懐中電灯と
ロープ(なぜ?)と
非常食を常に入れておけ、
とまでは言わないけどね。

ともかく、年に1度の職場の避難訓練のときには
もう少し真剣になってもいいんじゃないかと思う。

あ、そうだ。
非常持ち出し袋、見直しておこうっと。


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