人恋しくて 一人も好きで
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2002年01月02日(水) ひとりの時間

一年のほとんどをひとりで過ごしているので、
こうして帰省のときに、みっちり家族と一緒にいるのは
なんだか息がつまる気がします。
とてもワガママなことだとはわかっているのだけれど。

なので、初売りが始まった繁華街に、ひとり出かけてきました。
デパートをひやかしたり、骨董市をのぞいたりして、歩き疲れたので、
ホテルのティーラウンジでケーキセットを注文しました。
ゆっくりと紅茶を飲んで、読みかけの本を開いてみて、
ようやく深い深い息ができたような気がしました。

いつからこんな風に、ひとりの時間がないと
耐えられなくなってしまったんだろう?

高校生の頃から、少しづつ自分だけの世界を持つようになってきたけれど、
やはり、大学に入ってひとり暮らしを始めてからなんでしょうね。

こんな気持ちは、ずっと誰かと一緒に暮らしてきている他の家族には
きっと理解できないだろうし、許されないことなんだろうなんてことを、
夜、布団の中で考えていたら、せつなくなって涙が出た。


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