人恋しくて 一人も好きで
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2001年11月05日(月) MoMAな日

寒い朝。
そろそろベッドから抜け出せなくなりそう。

さて、なぜか今日も会社はお休みなのであります。
何故かは聞かないでね。
上司もエライ役員の方々も理由は知らないそうだから。わは。

せっかくの平日休みをどう有効に使おうかと考えて、上野の森美術館で
開催中のMoMAニューヨーク近代美術館名作展に行くことにしました。
今日は月曜だけど、開催期間中は無休なのだそうです。

で、結論。大正解でした。
日本の美術展は、どうしてこんなにたくさん人がいるの?
と、なりがちなのですが、今日の人の入りはちょうどいい感じです。
ぐぐっと絵に近づいてみたり、ちょっと離れたところから絵の全体を
眺めたりと、自由に展示された絵や彫刻を鑑賞することができました。

今回宣伝で使われている、アンリ・マティスの<ダンス(第一作)>。
青い空を背景に、5人の女性が躍動的なダンスをしている絵ですね。
入場してすぐのところに展示してありました。
260×390cmという、それはそれは大きいキャンバスに描かれていて、
こんなに迫力のある絵だったのだと、改めて感動しました。

シャガールの<誕生日>や、アンリ・ルソーの<夢>は、とても幻想的で
ついうっとりと見とれてしまいます。
有名なところでは、ダリの<記憶の固執>。

ピカソは11作品が展示されていました。
<石膏像のあるアトリエ>は、生命力あふれる鮮やかな色彩の作品。
それにしても、<座る水浴の女>といい、<髪をすく女>といい、
女性がここまで解剖され、分解されてしまうのか、と不思議な気分になる。
最後のほうに展示してあった<雌山羊>は、なんだかユーモラスで可愛らしい。

最後にお約束通り、作品カタログと絵葉書を買って帰りました。
あっという間に展示作品を見終わってしまって、ちょっとさびしい。

もしこれからMoMAに行くならば、可能ならば、月曜に行かれるとよいでしょう。
JR上野駅構内で前売り券をあらかじめ買ってから、入場することを
オススメします。会場で買うより100円安いので。


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