yoru no shibuya - 2008年04月21日(月) コーヒーを飲みたくなったので、渋谷にひとっ走り。 途中で汗をかきたくなったので、坂を上って、区役所前を通って、NHKの脇を通って、代々木公園の坂を下って、山の手通りに入って、松涛の坂を下って、東急本店前のドンキにたどり着く。 タバコもすいたいのでスタバはNG。 赤い店に行ってみたら早々にシャッターが降りていた。 本店通りを109に向けて、たらたら走るとまだ開いていたチェーン店を見つける。 閉店まで10分と言うのだが、とりあえず入って、コーヒーを飲んで、一服してると、閉店を告げに来た店員に追い出される。 横ではサラリーマンが熟睡していて、店員に起こされていた。 歩道に出て、ガードレールに腰掛けていると、目の前を通り過ぎる人が視界に入る。 髪の毛が金色の女がいる、スーツにハイヒールで不恰好に走る女がいる、手をつないで坂を登っていくカップルがいる。 さびしかったけど声をかける勇気も、声をかけてくれる人間もいないので、紙コップをゴミ箱に入れて、渋谷駅に向かう。 光にあふれたセンター街から絶え間なく人があふれてくる、交差点を渡って、光にあふれた駅の構内に消えていく。一人ひとりは違うはずなのに、同じような人の流れに見えてしまう。 「やっぱり、ここは通過するところなのだな」と妙に納得して、「埋もれ損ねてるなぁ」と思いながら、流れに逆らってペダルを踏んだ。 ...
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