ことの顛末 - 2008年02月28日(木) ちょっと後ろに目をやって、顔をあげたら、バンの白いボディが目の前にあった。フルブレーキを引いたつもりだったが実際は時間が短いせいもあってあまり効かなかったに違いない。 気を失ったのではないと思うのだが、気がついたら道路に体を丸めて転がっていた。上半身をぶつけたのか鈍痛が体中を包んでいた。頭ははっきりしていたので、頭を打った気遣いはなさそうだった。誰かが声をかけていたが、やたらに疲れて起きる気すら出なかった。しばらく横たわっている間に痛みが引いてきたので、ゆっくり体を起こした。左肩に力が入らないが、折れたりはしていないようだ。思ったよりもしっかり歩けたので、自分で驚いた。通りすがりの男性が警察に連絡をしてくれたが、到着まで30分ほど待たされた。形どおりの検分が終了して、補償問題は当人同士でと言い残して、警官は去っていった。自転車は現場近くのビルに置かせてもらった。ショックなのかなんなのかしばらく虚脱感に襲われたが、同僚に連絡しているうちに平静に戻って、遅れることを詫びる電話を訪問先にかけて、徒歩で訪問先に向かった。 明けて自転車を取りに行ったが、やはりひどい按配だった。フロントフォークが折れている...乗り手の骨のかわりに折れてくれたようだ。 ...
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